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2002年東京六大学秋季リーグ第4節
早稲田大×明治大2回戦
10月6日(日)明治神宮球場
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第1戦を快勝し、迎えた首位攻防第2戦。早稲田の先発は越智大(人1)、明治先発は岡本で少し蒸し暑い秋晴れの中、試合は始まった。
1回表、越智はボールが先行する苦しい立ち上がり。四球とヒットでランナーを背負うが、147キロを計測した力のあるストレートで後続をねじ伏せた。その裏、早稲田は、明治先発岡本の立ち上がりを攻め、田中(社2)がセンター前ヒット。青木(人3)が送りバントを決め、当たっている鳥谷(人3)がライト前にタイムリーヒットを放ち先制点を挙げる。だが2回表、越智がピリッとしない。先頭の原島は3球三振にきってとるが、続く田中嗣にツーベースヒットを打たれるとバッテリーエラーから三進を許し、岡本の内野安打で1点を失う。早稲田ベンチはここで早くも清水(人3)にスイッチ。清水も制球に苦しみ、和田貴のレフト前ヒットでこの回、さらに1点を失った。
その後、清水は毎回のようにヒットを打たれ、得点圏にランナーを背負う苦しいピッチングながらも後続をきってとり、無失点に抑え2番手の責任を果たす。1点をリードされた早稲田は5回裏、武内(人1)がエラー、由田(一文3)が四球で出塁し、8番坂本(人3)は送りバント。ここで、岡本がバントシフトで空いた3塁へ送球し、ボールが転々としている間に武内がホームに返り、明治の守備の乱れから同点に追いつくと、1死1、2塁から田中が左中間フェンスダイレクトのタイムリーツーベースを放ち勝ち越し。さらに青木のレフトへの犠牲フライで1点を追加する。6回は比嘉(社3)がこの回変わった牛田からライトへソロホームランを放ち、7回にはヒットで出塁した坂本を、田中がライトライン際へのしぶい流し打ちのツーベースヒットで返し、駄目押しの1点を追加した。田中はこの日、2本のツーベースを含む3安打2打点の大活躍である。
8回からは和田が登板。いきなり2者連続で三振を奪い、見事スタンドの期待にこたえる。9回も1安打を許すものの、最後の打者を三振にしとめゲームセット。早稲田は連勝で明治を下し、2つ目の勝ち点を上げた。これで勝率で明治を上回り、首位に立った。第4週を終え、和田は防御率0.66と並み居る好投手の中で断トツのトップ。打撃陣も青木、鳥谷、伊藤が打率上位ベスト3を占めるなど好調であるだけに、52年ぶりの春秋連覇も現実身を帯びて来ている。
関連URL
早大野球部公式サイト
東京六大学野球連盟公式サイト
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