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2002/10/15 [バスケットボール部]

敵地での明治戦を94-91と逆転勝利。13勝1敗とし、一部昇格を賭け最終ラウンドへ。

 
 
 
 
 
早大
94
30-22
91
明治大
23-28
18-22
23-19
関東大学バスケットボール2部リーグ戦
10月13日(日)明治大

 とてもハラハラどきどき脈拍数があがる試合だった。第一クオーターは30-22で早稲田リードで終わったが、第二クオーターは53-50まで詰められていた。ついに第三クオーターでは72-71で逆にリードされて終わった。

 しかしこの試合で私の脈拍数が一番あがったのは第四クオーターからだった。シーソーは右に左にと忙しい。第四クオーター開始直後エース岩崎のスピードあふれるシュートが二本決まり、75-72。続けて朝山が得意の3pointをきれいに決め78-73、このまま流れが早稲田に来たかと思ったが明治も速攻、3point、フリースローを確実に決め粘り、ついに残り4分86-85で逆転明治がリード。敵地の明治大学でやっているためか会場の雰囲気も明治ムードに一瞬なった。

 ここでほしいという時に決めるのが本当に強い選手。朝山が決めた。91-89わずかに早稲田2点リード。あと残り60秒。次に入るゴールでこの試合は決まると観客みんなが思った瞬間、鮮やかにネットを揺らしたのは、エンジ9番、やはり朝山、それも試合を決定づけるバスケットボールカウントのフリースロー付き。朝山はやったとばかりにガッツポーズを見せる。そして94-91で試合終了。

 最後の最後、疲れきっているのにも関わらずディフェンス陣の一点もやらせないぞという集中力はすごかった。そしてここぞという時の岩崎、朝山のゴール。残り4分でリードを許した時も全員焦らず落ち着いてプレーしていた。ここにチーム全体が信頼しあっているのが感じられた試合だった。今週はこれまで全勝の大東大との試合だ。ぜひ勝って初黒星をつけてもらいたいものである。

 

関連URL
早大バスケットボール部公式サイト

 

(TEXT、PHOTO=杉崎有紀)
 


 
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