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2003/5/3 [野球部]

法大1回戦は早稲田が16安打16得点の猛攻で圧勝。

 
ホームに突入する坂本選手
 

 
7勝目をあげた清水投手
 

 
1
2
3
4
5
6
7
8
9
早大
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2
0
0
2
6
2
1
3
16
法大
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0
0
0
1
0
2
0
0
3
 
2003年東京六大学春季リーグ第4節
早稲田大×法政大
5月3日(土)明治神宮球場

本格的な夏の到来を予感させる雲ひとつない快晴のもと、法政1回戦が行われた。早稲田の先発は前回完投勝利を挙げた清水(人4)。対する法政は、この春から新エースとして君臨する、目下六大学リーグ戦の防御率トップ、サブマリンの下敷領である。早稲田の打線が六大学には珍しいタイプの投手を打ち崩せるか、注目のゲームである。

試合は早くも2回表に動き始める。先頭の武内(人2)が四球で出塁、6番由田(一文4)がエンドランを決め無死1、3塁と下敷領を攻め立て、7番梁井(人2)は三振に倒れるものの、8番坂本(人4)がきっちりとセンター前に2点適時打を放ち先制点をあげる。3回表、4回表と三者凡退に終わるが、5回表、先頭の梁井がレフト線を破る2塁打を放ち、続く坂本が意表をつくバスターでセンター前に2打席連続となる適時打を打ち、さらに2死になったところで青木(人4)も適時打を打ちこの回2点を追加。その裏1点を返されるものの、6回表、比嘉(社4)が相手三塁手のエラー、武内が三遊間を破る安打、由田が死球で出塁し満塁のチャンスをつくり、9番清水がレフト線を破る2点適時2塁打を放つ。さらに青木がまたもセンター前に適時打を放つと、3番鳥谷はセンターフェンス直撃の走者一掃の2塁打で続きこの回一挙6点を挙げ試合をほぼ決めてしまった。今日の早稲田打線はその後も勢いが止まらず、終わってみれば法政の4投手を粉砕し16安打16得点となる猛攻を見せた。

投手陣は清水が7回を投げ自責点3という内容で、早稲田のエースとして最低限の仕事は果たした。8回裏からは昨年のセンバツ優勝投手、注目の大谷(スポ1)がマウンドに登った。「早稲田大学、ピッチャー清水君に代わりまして、大谷君、報徳学園高校」とアナウンスされた瞬間、スタンド全体から歓声と拍手が鳴り響き、次代の早稲田を担う逸材への期待の大きさを感じさせた。大谷は見事その期待にこたえ、三者凡退にきってとる最高のデビューを飾った。9回裏は一足早くデビューをはたしている井上(スポ1)が登板し、1四球を与えるものの無失点に抑えゲームセット。

これで早稲田は昨秋からのリーグ戦連勝を11にのばした。続く2回戦も勝てば早稲田のリーグ戦連勝記録を52年ぶりに塗り替えることになる。52年ぶりとなる三連覇、そして全勝優勝に向け、連勝記録をどこまでものばしていって欲しいところである。

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関連URL
早大野球部公式サイト
東京六大学野球連盟公式サイト

(TEXT、PHOTO=中島和朗)
 


 
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