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2003/5/4 [野球部]

法政2回戦は早稲田が4本のホームランを放ち10-2で大勝。開幕6連勝を果たす。

 
同点ホームランの坂本選手
 

 
神宮初勝利の大谷投手
 

 
1
2
3
4
5
6
7
8
9
法大
0
2
0
0
0
0
0
0
0
2
早大
1
2
3
0
0
0
4
0
×
10
 
2003年東京六大学春季リーグ第4節
法政大×早稲田大
5月4日(日)明治神宮球場

1回戦を16-3で圧勝し、迎えた日曜日の第2回戦。ゴールデンウィークということだからか、スタンドはいつもより観客が多い。薄日が差し込み、少し汗ばむ気候のなか、2回戦の試合が始まった。

これまでは第1戦に投げていた越智大祐(人2)がこの日の先発。しかし、越智は立ち上がりから制球が定まらない。先制点をプレゼントしてもらった直後の2回、2死1、3塁のピンチを招くと、相手の9番と1番に連続タイムリーを浴びてしまう。3点目を狙ったランナーをホームで刺し、このピンチは何とか切り抜けるも、越智にはこの回で降板指令が下ってしまう。

だが、リードされてもすぐに反撃するのが今季の早稲田。その裏、先頭の坂本(人4)がレフトスタンドにアーチを放ち同点にすると、1死後、田中(社学3)も一発を放ち逆転に成功する。続く3回にも1死1、2塁から、代わった下敷領から代打の山田(教2)と坂本のタイムリーで3点を加え、序盤で4点のリードを稼ぐ。

3回から越智に代わって登板したのは大谷(スポ1)。大谷は前日投げた影響を感じさせない、伸びのある直球で法政打線を抑えていく。さすがは甲子園優勝投手と思わせるピッチングだ。両チームの投手が踏ん張り、6-2のまま試合が膠着状態になってきた7回。2アウトから四球で出塁した大谷を一塁に置いて、田中がこの日2本目となるホームラン。青木(人4)の内野安打をはさみ、3番の鳥谷(人4)もツーランを放ち試合を決める。この2発で楽になった大谷は、そのまま最終回までひとりで投げきり、うれしい神宮初勝利を飾った。

この試合は4本のホームランで試合を決めた早稲田。これまでの6試合で合計66点を挙げた打線はすばらしいの一言に尽きる。次の相手は好投手、一場を擁する明治である。優勝へ向けての大一番なだけに、『六大学一』といわれる打線の頑張りに期待したい。

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関連URL
早大野球部公式サイト
東京六大学野球連盟公式サイト

(TEXT=田村拓実、PHOTO=中島和朗)
 


 
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