WasedaWillWin.com
 
2003/5/18 [野球部]

対明治大学2回戦は3-7で敗れる。昨秋から続いていた連勝記録も13でストップ。

 
青木選手
 

 
吉井投手
 

 
1
2
3
4
5
6
7
8
9
明大
0
0
1
1
2
0
2
0
1
7
早大
1
1
0
0
0
0
0
0
1
3
 
2003年東京六大学春季リーグ第6節
明治大×早稲田大
5月18日(日)明治神宮球場

第1回戦はエース清水(人4)の4安打完封で6-0と快勝した早稲田。早稲田にとって勝てば3季連続35回目の優勝が大きく近づき、対する明治は10季振りの悲願の優勝へ向けもう負けられないという大一番。両校の学生席には今季最多となる観客が詰め掛け、神宮球場は試合前から熱気に包まれた。

早稲田の先発マウンドに立つのは法政2回戦で初勝利をあげた大谷(スポ1)。強心臓のルーキーは初先発にも臆することなく初回三者凡退に抑える。最高の立ち上がりを見せ、野村監督の先発抜擢に見事応える。その裏、早くも今季好調の打線がルーキーを援護。2番青木(人4)が三塁線を破る三塁打でチャンスを作ると、続く3番鳥谷(人4)が前進守備のセカンドの横を抜くタイムリーヒットを放ちあっさりと先取点を挙げる。2回裏には武内(人2)の右翼席に突き刺さるソロホームランが飛び出し、第2回戦も早稲田の一方的な試合展開になるかと思われた。ところが、3回表、それまで大谷にパーフェクトに抑えられていた明治打線がついに牙をむく。8番斎藤がチーム初安打となるレフトへのソロホームランを放ち1点差に詰め寄られると、4回表はツーベースヒットで出塁した原島を暴投で生還させ、同点。5回表は6番倉持がレフトへホームランを放ち逆転を許すと、さらにこの回早稲田の守備の乱れから1点を追加。大谷はこの回でマウンドを降りる事となった。 リーグ屈指の破壊力を誇る打線で反撃したい早稲田だが、3回裏から登板した2番手佐藤賢の左横手からのカーブとストレートのコンビネーションにタイミングがまったく合わず、三振の山を築かれていく。早稲田打線は3回以降計11三振を奪われ、9回裏に由田(一文4)の犠牲フライで1点を返すのが精一杯。7回に明大に2点を追加され、結局3-7で敗れた。これにより昨秋からの連勝も13で止まった。

月曜日が雨天順延となり、火曜に持ち越しとなった第3回戦は比嘉の逆転ツーランホームランと、11安打を打たれながらも1点を守りきり完投した清水の頑張りで早稲田が4−3で勝利。勝ち点を4とし、単独首位に立った。残すは早慶戦。慶応も明治には1勝2敗で勝ち点を落としたもののここまで勝ち点3で早慶戦での逆転優勝を狙っている。早慶戦100周年というメモリアルイヤーに相応しい戦いを両校に期待したい。

関連特集
2003年春季野球部特集

関連URL
早大野球部公式サイト
東京六大学野球連盟公式サイト

(TEXT・PHOTO=中島和朗)
 


 
WasedaWillWin.com HOMEへもどる