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計
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早大
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0
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2
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0
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5
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0
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4
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11
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慶大
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1
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0
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0
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0
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0
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0
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0
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1
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2003年東京六大学春季リーグ第8節
早稲田大×慶應大
6月2日(月)明治神宮球場
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「ケイオウぶっつぶせー!ゴーゴーゴー!」「ワセダをたおせー、オー!」平日にも関わらず、両チームの応援にたくさんの学生やファンが詰め掛け、神宮球場は怒号にも似た声援に包まれた。1回戦は10-7で制し、あと1勝で優勝というところまでたどり着いた早稲田。プレーオフの望みをかけて、もう負けは許されない慶應。両チームの勝利への期待と、ファンの熱気が球場を包み込むなか、早慶戦の第2ラウンドは始まった。
この試合、先発したのは法政1回戦以来の登板となった越智(人2)。しかし、立ち上がりから制球が定まらず、初回にエラーがらみで1点を失ってしまう。この後も2回、3回と毎回ピンチを招いていくが、島原の捕殺などバックの守りでピンチを切り抜けていく。一方の打線はというと、2回に相手の暴投で2点を奪うも、その後はチャンスは作るもあと1本が出ない。次の1点が大切です―そんな解説がピッタリの均衡状態で試合は進んだ。
この大切な1点を奪ったのはやはり早稲田。2-1で迎えた5回表の早稲田の攻撃。ヒットと四死球で1死満塁のチャンスを作ると、4番の比嘉(人4)がしぶとくタイムリーを放ち1点を追加する。再び満塁のチャンスに5番武内(人2)が走者一掃のタイムリーツーベースを放つ。前日のホームランといい、この日のタイムリーをいい、武内は早慶戦では大仕事をやってくれる。6番の由田(一文4)もダメ押しとなるタイムリーで続く。この回一挙5点を挙げ、試合の行方を決めてしまう。
6点の援護をもらった越智は、再三ランナーは出すものの、キレのある直球で後続を断ち切っていく。立ち上がりの不安定な感じとはまったく違うピッチングである。9回表にもエラーがらみで更に4点を加えると、9回裏の慶應の攻撃。あっさり2アウトをとると、あとひとりコール、そしてあと1球コールが鳴り響くなか、最後のバッターを空振り三振に斬ってとる。この瞬間、早稲田は52年ぶりの3連覇を達成!越智は最終回までひとりで投げきり、慶應打線から10三振を奪う力投だった。
今季は打って打って打ち勝つ野球を見せてきた早稲田が、早慶戦というこの大一番でもその破壊力で優勝をもぎ取った。今シーズンの早稲田が記録したシーズン100得点、チーム打率.347は六大学の新記録となるそうだ。この勢いなら昨年果たせなかった大学日本一も夢ではない。日本一への戦いは8日後、10日から始まる。次なる目標にむけて、早大野球部はまだまだ突き進んでいく。
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関連URL
早大野球部公式サイト
東京六大学野球連盟公式サイト
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