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2003/10/5 [ラグビー蹴球部]

対抗戦第2戦・青山学院戦は116点を奪い完勝!

 
突破していく首藤
 
 
キッカーは曽我部
 
 
早大
116
62-0
7
青学大
54-7

関東大学ラグビー対抗戦
早稲田大学vs青山学院大学
10月5日(日)秩父宮ラグビー場

 9月23日にケンブリッジ大を破り、続く対抗戦の緒戦でも立教大を一蹴し、いい流れできている今期の早稲田。今日の試合は格下の青山学院が相手である。試合は、早稲田が格の違いを見せ付けるようなトライラッシュで青山学院を圧倒していった。

 3分にFB内藤慎平(人3)がトライショーの開演を知らせる1本を決めると、これを合図に、前半10分までにWTB首藤(スポ1)、内藤慎平、HO青木(人2)が立て続けにトライを奪う。この時点で24-0と試合の大勢を決めてしまう。この前半、大活躍したのは首藤である。163cmと小柄な体にも関わらず、爆発的なスピードと、格闘家を思わせるようなパワーを武器に青山学院ディフェンスを切り裂いていた。奪ったトライ数こそ開始直後の1本だけだったが、彼の突破から37分にFL松本(人2)が左中間にあげたトライなど、多くのチャンスが生まれていた。彼の活躍もあり、早稲田は前半だけで10個のトライを重ね、62点のリードを奪ったのである。

 後半に入っても早稲田の高速アタックの勢いは衰えない。まずは開始30秒、首藤に代わって後半から投入されたWTB今村(スポ1)が魅せた。ハーフライン付近でボールをもらうと、そのまま相手ゴールまで約50メートルを走りきってトライをあげると、続く4分、ゴール前のスクラムからSH後藤(教3)、SO太田尾(人4)と繋ぎ、最後はCTB曽我部(スポ1)がトライ。この時点で74-0。この後、守りのミスから相手に1トライを献上し、さらに青学フィフティーンが早稲田陣内に攻め込む場面も見られたが、13分のCTB内藤晴児(人4)のトライで流れを掴み直すと、ここから再びトライラッシュ。終わってみれば計18本のトライを奪い、116-7のスコアで大勝した。

 この試合、ところどころにパスや判断のミスも見られたが、もはや早稲田の代名詞とも言える高速アタックは健在、というところは十分に見せつけた。他校にとって、早稲田のこの爆発的な攻撃はそうそう止められるものではないであろう。今年もこの高速アタックを武器に、大学ラグビー界の頂点を目指してもらいたい。


関連URL
早大ラグビー蹴球部公式サイト
関東ラグビーフットボール協会

(TEXT、PHOTO=田村拓実)

 


 
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