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早大
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7
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0-7
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10
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専修大
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7-0
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0-3
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0-0
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春のオープン戦
早稲田大学×専修大学
2004年5月16日(日) 等々力球場
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春のオープン戦第2戦、対専修大学グリーンマシーン戦。早慶戦を翌週に控え、いい形で勝利したかったビッグベアーズであったが、降りしきる雨の中、その思惑は外れてしまった。
早稲田の攻撃から始まった第1クオーターだったが、雨で人工芝のグラウンドやボールがすべるのか、選手たちの思い切りの良いプレーが観られない。攻撃権を持っていても、QBサックをされたりパントで攻撃権を譲渡したりと、攻めあぐむ時間が続いていく。そんな中、第1クオーター7分過ぎ、早稲田陣40yd付近からの専修の攻撃。早稲田ディフェンスのマークを外した専修WR梅本が、真ん中にぽっかりと空いたスペースに走りこむ。そこに専修QB富田からのパスが通り、梅本はそのままゴールラインまで走り切りタッチダウン。コンバーションも成功させ、専修が7点を先制する。
第2クオーターに入ってやっと本来の切れを取り戻したオフェンス陣。相手の反則に助けられつつもファーストダウンを重ね、相手陣内9yd地点まで攻め込む。ここからRB新田がゴールに飛び込んでタッチダウン。コンバーションも成功し、7-7の同点に追いつく。前半はこのまま7-7で折り返した。
後半に入って雨は強くなり、試合は7-7のまま膠着していった。この均衡を破ったのは専修の方だった。第3クオーター6分45秒、早稲田陣25yd付近からFGを成功させ、7-10と再び3点のリードを奪う。反撃したい早稲田であったが、専修の出足の早いディフェンスに、なかなかファーストダウンを獲得できない。その状況は第4クオーターに入っても続いていく。互いに決定的なチャンスを作れないまま時間だけが過ぎていき、このままタイムアップ。7-10でビッグベアーズは敗れた。
全般的に早稲田のミスが目立った試合であった。幾度かあったファンブル、パントのミス、QBへのサック、インターセプト、攻撃での反則…。時折強い雨が降っていたとはいえ、早稲田の選手のプレーはどこか自信を欠いており、少し物足りないように感じた。早慶戦まではあとわずかな時間しかない。そこのところを修正して、早慶戦では自信に満ちたプレーを観てみたいものだ。
関連URL
早大米式蹴球部公式サイト
関東学生アメリカンフットボール連盟
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