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2004/9/12 [男子バレーボール部]

秋季リーグ第2戦・対順天堂大学戦はセットカウント1-3で敗れ、開幕2連敗を喫す。

 
 

 
 

 
早大
1
25-22
3
順大
25-27
23-25
20-25
関東大学バレーボール秋季リーグ戦
早稲田大学×中央大学

9月12日(日) 早大記念会堂

 開幕戦の中大戦はセットカウント3-0とストレート負けを喫してしまった早稲田はここで一勝して、リーグ戦での流れを掴みたいところである。相手は順天堂。春季リーグ5位と惜しくも上位進出を逃したものの東日本インカレでは3位と好成績を残しているため、決して侮ってはならない相手である。

 第1セット、序盤にミスが目立つものの、リベロの藤森亮介(人3)が好プレーを見せるなど徐々に早大がペースを掴み始めた。また前田和樹(人3)、柴小屋康行(スポ1)といったアタッカー陣がスパイクで確実に得点を重ね、終盤には田中飛鳥(人4)、二木健太(スポ2)もブロックなどからの得点もあげていった。最後には加賀龍哉(人4)が一枚ブロックを決め、このセットを25-22でものにする。

 続く第2セットも終始、早稲田がリードする展開で試合は進んでいった。ようやく二試合目にして本来の感覚を取り戻し始めたようであった。終盤に入り前田の連続スパイクなどでデュースに持ち込むが、ここでミスが連続し、粘りをきかせることができず25−27で惜しくも第2セットを落とす結果となってしまう。第3セットに入っても序盤から松永健太(スポ2)のサービスで3点を連取するなど、中盤には4点差をつけるが、終盤に入り順天堂にまさかの連続ポイントを許し23-25で逆転負け。

 第4セットに関していえば順大のブロックの良さが印象に残る。早稲田はことごとくセッターからサイドに出されるボールのコースを読まれ、ほとんどのスパイクに対して順大が三枚でブロックをしてくる。頼みの綱の柴小屋もスパイクを決めることができない。しかし中盤に入り前田が強烈なサービスで5点連取するなど、逆転を感じさせる場面も見られたが、序盤につけられた10点差がひびき、第4セットも20-25と落としてしまう。

 セットカウント1−3。開幕からまさかの二連敗である。やはり大黒柱であり、エースでもある石倉弘士が不在の影響であるだろうか。軸を失ったチームは本来のコンビバレーを展開することができない。終盤に入ってからの立て続けのミスによる失速も気になるところである。この試合で浮き彫りになった弱点に修正を加え、18、19日に行われる格下である専修、亜細亜大学を圧倒し上位進出へ望みを繋げたいところである。


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(TEXT、PHOTO=村山裕太)
 


 
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