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早大 |
0 |
17-25
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3 |
筑波大 |
16-25 |
23-25 |
関東大学バレーボール秋季リーグ戦
早稲田大学×筑波大学
9月26日(日) 早大記念会堂
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秋季リーグ第3週2日目、早稲田はホームの早稲田記念会堂での最終戦として王者・筑波大学との対戦となった。筑波大学は春季リーグを10戦全勝と無敗で制しており、大学バレーボール界屈指のエース北島を中心に多彩な攻撃を仕掛けるチームである。優勝へ一番近い存在のチームであると言える。しかし、早稲田にとっては決して相性の悪い相手ではなく、去年の秋季リーグでは早稲田が唯一白星を挙げている相手でもある。
筑波の攻勢で始まった第1セットであったが、必死に早稲田が喰らいついていく。そこで特に光を放っていたのは、一年生の柴小屋康行(スポ1)であった。柴小屋の角度のあるスパイクには、筑波の高いブロック陣もしばし翻弄されていた。しかし、終盤に入るにつれ、早稲田が、自らの連携ミスから得点を献上する場面が目立ってくる。個人でこの悪い雰囲気に改善を加えようとするものの、サーブでも精彩を欠いていた。そして、このままの悪い雰囲気のまま、第1セットを17-25で落としてしまう。第2セットもこの悪い流れは変わらず、16-25と第1セットの再現といった展開であった。
粘りを見せたい続く第3セット、早稲田に変化が訪れる。常に後手に回っていた試合展開であったものの、第3セットでは思い切りのいいプレーが目立つようになる。前田和樹(人3)、松永健太(スポ2)といったアタッカー陣が奮起。攻撃に選択肢が生まれ、今まで影の存在であった松永を、セッターの田中飛鳥(人4)が生かすことで筑波は、ブロックに的を絞ることができずにいた。攻撃の流れは次第によくなり、二木健太(スポ2)も高さを生かした速攻を決めるなど、筑波と互角の試合を展開していく。終盤に入り、スコアは23-22。早稲田リードで緊迫した試合ではあったものの、やはり王者でもある筑波は勝負所しっかり決める精神的な強さを見せ、三連続得点。終わってみれば23-25と王者の強さを見せつけられる試合運びとなった。
東海に続き、筑波にもセットカウント0−3とストレート負けを喫した早稲田であった。勝負所での粘りを見せられない精神的な脆さが、結果として敗因となってしまった。ホームでの4試合を通して、ひとつも白星をあげることができなかった。原因としては、常に相手に先手を取られてしまい、そのまま試合の流れに修正を加えることができなかったことが、一番にあげられるだろう。加えて、主将、石倉弘士(人4)不在の影響で絶対的なアタッカーと精神的な支柱を欠いたことも大きかったかもしれない。これからの試合では、入れ替え戦に回らないためにも、気を引き締めて試合に臨み、まず目の前の壁を乗り越え、ひとまわり大きくなった選手たちを見てみたい。
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