12月18日、19日の2日間に渡って第73回全日本スピードスケート選手権が行われた。この大会は500m・1500m・5000m・10000m(女子は500m・1500m・3000m・5000m)と4種目を滑り、その総合得点を争いオールラウンダー日本一を決める歴史ある大会である。
女子は社会人1年目の石野枝里子選手(富士急)が、最終種目の5000mで、それまで3種目を終えてトップだった6連覇中の田畑真紀選手(ダイチ)を逆転し初優勝した。10代での総合優勝は冬夏7度の五輪出場を誇る橋本聖子氏(現参院議員)以来21年ぶりのことである。石野選手は昨シーズンの世界選手権で総合5位に入っており、長距離のホープとして今後の活躍に注目したいところである。
男子は、過去3度世界選手権に出場している今季好調の牛山貴広選手(エムウェーブ)が初優勝。記者会見では歴史ある大会で優勝し、日本を代表するスケーターの中に自分の名前が加わったことに喜びを見せていた。
はや中盤に差し掛かったスピードスケートシーズン。年内は長野県茅野市で全日本スプリント選手権が行われる。フジテレビ系列で放映もされるので、トリノ五輪プレシーズンにかける選手達の勝負に是非注目して欲しいと思う。
早稲田大学の選手の結果は以下の通り
土井槙悟(人3)
500m 5位〔37秒89〕 1500m 8位〔1分58秒80〕
5000m 29位〔7分22秒34〕 10000m 11位〔15分18秒71〕⇒総合9位
松岡源季(教3)
500m 31位〔39秒99〕 1500m 28位〔2分03秒06〕
5000m 8位〔7分09秒13〕 10000m 8位〔15分02秒46〕⇒総合11位
若林勇太(スポ1)
500m 22位〔39秒21〕 1500m 22位〔2分01秒67〕
5000m 30位〔7分22秒55〕
関連サイト
日本スケート連盟公式サイト
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