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2005/4/24 [男子バレーボール部]

1部関東リーグ4日目の対東海戦、早稲田は前日に続きセットカウント0−3でストレート負けに終わった。

 
 

 
 

 
早大
0
17-25
3
東海大
19-25
22-25
関東大学バレーボール予選リーグ
早稲田大学×東海大学

4月24日(日) 東京体育館

 前日の筑波戦ではストレート負けという結果に終わり、後味の悪さを残したまま4日目の東海戦を迎えることとなった。東海大も筑波大に引けを取らない程、バランスが取れたチームである。安定性といった部分では、若干筑波に劣るもリーグ戦ではつねに好成績を収め続けている。現在の早稲田には少々厳しい相手であるかもしれない。

 第1セット序盤、早稲田の個人の動きこそ決して悪くないが、ひとつひとつの動きが噛み合わず、リズムのある攻撃を仕掛けることができない。リベロ・藤森亮介(人4)が前日とはうって変わって、軽快な動きで後方から支えていくも、それを最高のかたちでサイドの選手に繋げることができない。中盤までは競った展開であったが、終盤には自分たちのミスから得点を与える場面も目立ち、1セット目を17−25で落としてしまった。続く第2セット。早稲田はブロックに統率を欠いた東海のコースをついてき、サイドの前田和樹(人4)らが堅実に得点を重ね、一時は15−11と4点差をつける。しかし、中盤に入りタイムアウトを取った東海は確実に策を講じてくる。東海の速攻を軸とした速い動きについていくことができない早稲田は一気に逆転を許し、19−25とこのセットも落としてしまった。何とか東海の動きについていきたい第3セットではあったが、序盤から次々に自分たちのミスから得点を献上し、東海は余裕の試合運びを行う。しかし、逆に余裕の生まれた東海に柴小屋康行(スポ2)が思い切りのいいスパイクを打ち込んでいく。少しリズムを掴みかけた早稲田であったが、それに反して東海に焦りは生まれなかった。そのまま22−25で第3セット終了。粘りを見せてくれた早稲田であったが、1セットも取ることなくストレート負けを喫してしまった。

 相手が格上であることに間違いはないが、前日に続いての敗北という悔しい結果になってしまった。試合を分けた最大の要因として、第2セットのリードした展開での戦い方にある。タイムアウトを有効に生かし、修正を加えてくる東海に対して、早稲田はリードした状態でずるずると東海のペースにはまっていってしまった。次節の専修大戦までに本来の調子を取り戻した早稲田の姿を期待したい。

関連URL
早大バレーボール部公式サイト

(TEXT、PHOTO=村山裕太)
 


 
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