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2005/5/7 [男子バレーボール部]

春季関東大学リーグ第5日目・対専修大学戦はセットカウント3−0で勝利した。

 
セッター北沢
 

 
安定したプレイを見せた松永健太
 

 
早大
3
25-21
0
専修大
25-22
25-19
春季関東大学リーグ戦・第5日目
早稲田大学×専修大学

5月7日(土) 

 大会5日目は、専修大学との対戦。互いに上位リーグ進出の可能性を完全に失い、4連敗中という苦しい状況に立たされている。入替戦回避のためにも、譲れない1戦である。

 第1セットは、互いに譲らぬ均衡した展開であったが終盤、この日好調を維持した両レフトの前田和樹(人4)、松永健太(スポ3)が要所を締め逃げ切った。注目の柴小屋康行(スポ2)の1セット目は調子が上がらず不発に終わった。

 第2セットに入ると、両レフトに刺激されたのか柴小屋は調子を上げ、苦しい場面でも思い切りのいいスパイクを打ち込みチームを盛り上げていった。また、セッター北沢浩(スポ2)は、相手に的を絞らせないトス回しで試合を優位に展開させた。特に、共に高校日本一を経験した徳武正哉(スポ1)とのコンビは驚嘆であった。最後は、前田が決め中盤以降は危なげない試合展開でこのセットをものにした。

 そのままの勢いで第3セットを迎え、中島敬介(スポ3)のブロックや前田のサーブによる連続得点などでリズムを掴み、最後は柴小屋のサービスエースで試合を締め括った。

 敵のホームゲームという厳しい環境の中、常に自分たちのペースでセットを失わずに勝利できたことは非常に大きな意味があったと考えられる。相手に対応しようとしすぎるあまり、本来の自分たちのプレーを見失っていた部分もこれまでにはあった。第3セット途中、松永が負傷退場するというアクシデントもあったが、今シーズン初ベンチ入り果たした黒木陸(スポ2)が代役を難なくこなしたことや、リベロ藤森亮介(人4)の必死にボールへ喰らいついていくレシーブや選手間での指示といったものからもわかるように、選手1人1人が現状を打開しようという雰囲気を作り出していたことが大きな勝因として挙げられるのではないだろうか。上位進出の可能性こそ失っているが、ようやく始まった早稲田の春季リーグの行方から目が放せない。


関連URL
早大バレーボール部公式サイト

(TEXT=弘津知樹(早稲田大学バレーボール部副務)、PHOTO=早大バレーボール部提供)
 


 
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