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2005/6/25 [男子バレーボール部]

東京体育館にて行なわれた東日本インカレ準々決勝、早稲田は順天堂大をセットカウント3−0で下した。

 
セッター北沢
 

 
安定したプレイを見せた松永健太
 

 
早大
3
27-25
0
順天堂大
25-23
25-20
東日本インカレ・準々決勝
早稲田大学×順天堂大学

6月25日(土) 

 順調に勝ち進んできた早稲田は、インカレ4日目のこの日、準々決勝を迎えた。対戦相手は春リーグを5位の成績で終えた早稲田に対し、ひとつ上の4位で終えた順天堂大学。早稲田はその順大にリーグ戦初戦で敗戦を喫し、苦い思いをしている。リベンジをするとともにベスト4進出を賭けた非常に重要な一戦である。

 第1セットは序盤から早稲田のブロックがうまく機能しリードすると、センターの速攻を中心に攻撃を組み立てていった。サーブで崩して攻撃へ繋げる形を得意とする順大ではあったが、早稲田との点差は3点4点と広がる一方。セッターの北沢浩(スポ2)はレシーブがどこに上がっても完璧なトスまわしで、アタッカーとの相性の良さを見せた。終盤、順大は粘りを見せ22−22と同点にすると、デュースに持ち込むが、早稲田は慌てることなく27−25でこのセットをものにした。第2セット、終始安定した活躍をみせる松永健太(スポ3)や好調の前田和樹(人4)を中心に順調に得点を重ねた。ブロックのコンビネーションやタイミングも揃い、良いリズムが生まれる。柴小屋康行(スポ2)はいまひとつスパイクを打ち切れずにいたが、サーブ、レシーブに精を出すなどチームに貢献していた。順天堂に一度もリードを許さず終盤を迎えたが、このセットでも順天堂は粘りを見せる。しかし、松永、前田と豪快なスパイクを決めていくと、最後は中島敬介(スポ3)のブロードでこのセットも25−23で引き続き連取した。第3セット、早稲田は徳武正哉(スポ1)の一人時間差などから多彩な攻撃を仕掛ける。柴小屋に代わってピンチサーバーを務めた須永武史(スポ3)はチームのムードを盛り上げるだけではなく、サービスエースを決め活躍した。ミスが目立つ順大に対し、早稲田は集中の糸を切らさず25−20でこのセットもものにする。前田がチームを引っ張り、見事にセットカウント3−0のストレート勝ちと最高の形でベスト4へ進むこととなった。

 接戦にもつれこむことが予想された試合であったが、早稲田の力は圧巻であった。いつでも冷静な判断を失わず、勝ちきる強さをみせてくれた。4試合連続のストレート勝ちとチームの雰囲気は最高に良いのではないだろうか。明日はリーグ戦で圧倒的な優勝を飾った筑波大学との対戦ではあるが、気負うことなくチーム一丸となって戦えば、結果はついてくるはずだ。

 

 
関連URL
早大バレーボール部公式サイト

(TEXT、PHOTO=横山真弓)
 


 
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