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2005/9/10 [米式蹴球部]

秋季リーグ開幕戦、対立教大戦は35-28と白星スタート。

 
 

 
 

 
早大
35
14-7
28
立教大
7-14
7-0
7-7
 
早稲田大学BIG BEARS vs 立教大学 RUSHERS
9月10日(土)アミノバイタルフィールド

 いよいよ秋シーズンが始まった。昨年、早稲田大学ビッグベアーズはクラッシュボウル準決勝で涙をのんだ。チームを新たに迎えた春のオープン戦、2勝3敗と厳しい成績で終えた早稲田であったが、夏を越え課題点を克服し強くなったビッグベアーズへの期待がかかる。そしてアミノバイタルフィールドで迎えた秋リーグ第1戦、対するは立教大学ラッシャーズ。決して楽な試合ではなかったが、白星発進することができた。

 先制点を上げたのは早稲田。早稲田秋シーズン初攻撃をいきなり得点へと繋げた。#5QB(スポ3)新田のビッグゲインをきっかけに#28古川(商2)がタッチダウン(以下TD)に持ち込む。続く立教大の攻撃でファーストダウンを重ねられると自陣エンドゾーンにまで迫られる。立教大はタイムアウトを使い大事にこのチャンスをTDにつなげようとするが出足の鋭いタックルでこの局面をしのぎきると直後の自陣数ヤードからの攻撃、ここでも#5QB新田が足で魅せた。一気に我々早稲田観客席目の前を駆け上がる90ヤード以上のランで相手ディフェンスを寄せ付けずTD、追加点を奪う。このまま流れに乗れるかと思われたがまたもや立教大の攻撃をシャットアウトできない時間帯のままインターセプトされるなどのミスもあり、立て続けに3TDを許して14−21。逆転されてしまう。しかし再び#5QB新田の50ヤード近くのランで試合を振り出しに戻すTD、21−21とし前半を折り返す。

 後半、ランでゴールライン間際までもっていくと第3Q5分過ぎに#28古川のTDでリードを奪う。また第3Q終盤から第4Qにかけてファーストダウンを重ねていき#20斉藤(商4)がゴールラインを駆け抜け35−21と試合を優位に進める。しかし試合終盤になると後半は無失点に抑えていた早稲田ディフェンスであったが、立教大の時間をかけた長い攻撃から最後は押し込まれ失点を許してしまう。続く早稲田の攻撃も攻めきれなかったが、相手のミスでこぼれたボールを早稲田が押さえそのまま試合終了の笛を待ち35−28で勝利をおさめた。

 終始ランで立教大学を圧倒し、相手QBに襲い掛かる場面も再三あり、前へ前へ走り進む姿勢がこの開幕戦を勝利に導いた。しかしながら試合終了間際、失点直後の攻撃を攻めきれず、逆に立教大にあっさりと攻撃権を渡しかけ同点のチャンスを与えてしまうなどの場面もあった。また試合展開としても試合結果としても互角であったという印象を受ける。この28失点という数字はまだまだ早稲田に課題点が多くあることを示しているのであろう。

 最後まで気を抜けない厳しい試合内容となったが、一つずつ勝ち星を重ねていき勝ち続けることが甲子園への、日本一への近道である。そのために次の一橋戦もぜひとも勝利をおさめてほしい。

 

関連URL
早稲田大学米式蹴球部公式サイト
関東学生アメリカンフットボール連盟

(TEXT、PHOTO=飯田隼人HOTO=近藤優美子)
 


 
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