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2005/9/18 [男子バレーボール部]

秋季リーグ4日目、早稲田は筑波大にセットカウント1−3で敗れた。

 
セッター北沢
 

 
安定したプレイを見せた松永健太
 

 
早大
1
16-25
3
筑波大
25-21
15-25
22-25
秋季関東大学リーグ戦・第4日目
早稲田大学×筑波大学

9月18日(日) 

 秋期リーグ4日目。早稲田は1敗を喫したものの、チームの調子は未だ上向きである。4日目の相手はここまで全てストレート勝ちと納得の強さをみせる筑波大学。しかし東日本インカレ準決勝での早稲田の善戦ぶりは記憶に新しい。筑波大相手にどこまで戦えるのか、再び力を試されるときである。

 第1セット序盤、早稲田にミスが目立つ。筑波は主将石島雄介の活躍で次々にポイントを重ねていく。リズムに乗り切れない早稲田はこのセットを16−25で落としてしまう。続く第2セット、前田和樹・リベロ藤森亮介(ともに人4)の堅実なレシーブを中心に繋ぐバレーを展開するが、筑波も引けを取ることはない。一進一退の攻防が続くなか、北沢浩(スポ2)のサービスエースなどで徐々に引き離しにかかると、センター中島敬介(スポ3)徳武正哉(スポ1)を中心としたブロック陣が機能し、22−16とその差は6点まで広がった。筑波も粘りをみせるが、流れを掴んだ早稲田が最後もブロックを決め25−21とこのセットを物にした。

 第3セット序盤、前田のスパイクが快音を響かせる。どんなトスであっても前田は決めてみせ、流れは完全に早稲田と思われたが、それを石島の強烈サーブが遮る。攻撃の形が崩れかけた早稲田は終盤、疲れの見え始めた黒木陸(スポ2)に替え秋期リーグここまで出番のなかった柴小屋康行(スポ2)を投入するも15−25で簡単にこのセットを奪われてしまう。第4セット、繋ぐコンビバレーを体現し喰らいつく早稲田であるが、繋いだあとの決定力に勝る筑波が常にリードを保つ。両校共にサーブミスが目立ち始めるなか、石島はこの試合6本目となるサービスエースを叩き込み際立つ存在感を示した。3点差で迎えた終盤、セッター北沢が自ら押し込むと、前田もそれに続き反撃の狼煙を上げようかというところで、徳武、前田の痛恨のサーブミス。最後は中島の速攻をブロックされ22−25、セットカウント1−3で惜しくも敗れた。

 負けはしたものの繋ぐコンビバレーの体系は崩すことなく更に進化することができている。必死のレシーブが報われない形となってしまったのは残念であるが、それは今後の試合で活きてくるはずだ。次の対戦相手は駒沢大、法政大と格下の相手ではあるが、上位リーグ進出へ向け確実に勝利を収めて欲しい。


関連URL
早大バレーボール部公式サイト

(TEXT、PHOTO=横山真弓)
 


 
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