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2005/10/2 [男子バレーボール部]

NECニューライフプラザにて行われた秋季リーグ8日目、早稲田は3位の東海大をセットカウント3−1で下した。

 
 

 
 
 
早大
3
25-27
1
東海大
25-22
25-23
25-19
秋季関東大学リーグ戦・第8日目
早稲田大学×東海大学

NECニューライフプラザ
10月2日(日) 

 秋期リーグ8日目、早稲田は予選2位通過と絶好調で上位決勝リーグを迎えた。決勝リーグ初戦の相手は予選3位通過の東海大。大会3日目の対戦ではフルセットのすえ惜敗したが、長年続いた筑波・東海の2強時代崩壊のためには是非とも勝って弾みをつけたい一戦である。

 第1セットは序盤から早稲田ペースで試合が展開される。前田和樹(人4)、松永健太(スポ3)を中心に得点を重ね、13−4と大幅にリードする。しかし、東海のブロック陣が力を発揮し始めると一気に2点差まで追い上げられてしまう。その後もなんとかリードを保つもセットポイント目前で同点に追いつかれると、東海はその勢いで逆転に成功し、25−27とこのセットを奪われてしまった。

 気持ち新たに迎えた第2セット、前田の確実なスパイクなどで得点を重ねるが、東海の速い攻撃、堅い守りに苦戦を強いられる。しかし、早稲田もそう簡単には食い下がらない。黒木陸(スポ2)のサービスエースをはじめ多彩な攻撃で徐々に追い上げを見せる。東海のサーブミスで22−22となると、そのミスに付け入るかのように攻め立て、今度は早稲田が逆転で25−22でこのセットを勝ち取る。続く第3セット、黒木のスパイクを1枚ブロックで抑えられてしまうなど、掴んだはずの流れは再び東海へ傾いていた。なんとしてもこのセットが欲しい早稲田は、8−12となったところで、柴小屋康行(スポ2)を投入。その柴小屋の攻守にわたる活躍が徐々に流れを引き戻す。本人が課題だと語っていた2段トスでついに同点に追いつくと前田のスパイクが冴えわたり、このセットも25−23で連取した。

  第4セット、一気にこのゲームをものにしたい早稲田は柴小屋のサーブから攻撃の波に乗り7連続得点。徳武正哉(スポ1)のブロック、中島敬介(スポ3)のブロードなどで次々に得点を重ねる。東海も維持の粘りを見せるが、早稲田の勢いはそれを上回っていた。最後は東海の攻撃をブロックできっちり仕留め、25−19セットカウント3−1で見事な勝利を収めた。

 前回の惜敗の悔しさを晴らすという目標はチームを更に大きく、そして強くさせたようだ。まさに今早稲田は「チーム一丸」で戦っている。途中出場の柴小屋の勝利を呼び込む活躍など収穫も大きい。大詰めを迎える秋期リーグ、次は4位国際武道大、そして1位筑波大との対戦が待ち構えている。厳しい戦いになることは間違いないが、最後までこの勢いで走りぬけて欲しい。

 

関連URL
早大バレーボール部公式サイト

(TEXT=横山真弓、PHOTO=村山裕太)
 


 
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