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早大 |
0 |
21-25 |
3 |
筑波大 |
16-25 |
18-25 |
秋季関東大学リーグ戦・第10日目
早稲田大学×筑波大学
NECニューライフプラザ
10月9日(日)
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秋期リーグもついに最終日を迎え、1位筑波大と再び戦う時がやってきた。順位こそ既に確定しているが、前日の東海大戦で初黒星を喫した筑波に2位早稲田はどう挑むのか。楽しみな最終戦である。
第1セット、序盤から一進一退の攻防が続く。松永健太(スポ3)の時間差や黒木陸(スポ2)のスパイク、ブロックなどで得点を重ねる。1点をリードして迎えた中盤、早稲田は今リーグ初のメンバー入りを果たした飯沼康太(人4)をピンチサーバーとして起用。飯沼がサービスエースで期待に応え、流れを引き寄せる。しかしその直後、筑波の速攻などで簡単に逆転を許してしまい、21−25でこのセットを落としてしまう。第2セットが始まるなり筑波に5連続得点を許した早稲田は流れを変えようと黒木に替えて柴小屋康行(スポ2)を投入。柴小屋の鮮烈なスパイクで波に乗りたい早稲田だが、筑波の高い壁が立ちはだかり点差は縮まらない。リベロ藤森亮介(人4)を中心につなぐバレーを展開するが及ばず、16−25でこのセットも奪われてしまう。
後がなくなった早稲田は第3セット、再び黒木をコートに戻し巻き返しを図る。しかし、エース前田和樹(人4)のスパイクを連続ブロックされてしまうなど一向に筑波ペースは崩れない。#14三上や#12志賀を中心とした多彩な攻撃に早稲田ブロック陣も惑わされてしまう。互いに意地のぶつかりあうレシーブで幾度もラリーが続いても、やはり決定力では筑波が一枚上手であった。集中の糸が切れ始めた早稲田にミスが目立つようになり、最後は筑波が得意のブロックでピシャリ。18−25、セットカウント0−3で敗れ、最終戦を終えた。
王者筑波に完敗。しかし、2位という素晴らしい成績で大きく躍進した早稲田には悔しさなどない。あっという間に過ぎたこの1ヶ月、夢中になって応援した人も多いはずだ。「バレーを楽しむ」という姿勢が早稲田バレーの大きな魅力であること、そしてその姿勢が今の早稲田にとって一番大事であるということを多くの人へ伝えられたのではないか。2位という偉業を祝福しつつ12月からの全日本インカレでは更なる飛躍を期待したい。
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