早大 17 0-0 14 日体大 14-0 0-3 3-7
	早稲田大学BIG BEARS vs 日本体育大学　GOLDEN BEARS 10 月23日（日）アミノバイタルフィールド

　関東リーグ第4節。前節関東学院大学戦では大きく点差をあけ大勝するなど、ここまで順調に勝ち続けてきた早稲田が今回迎えた相手は日本体育大学ゴールデンベアーズ。最後まで気の抜けない試合となったが、ゴールライン間際のターンオーバーなど見ごたえのある試合となった。

　試合は早稲田の攻撃からスタートする。この日も着実にファーストダウンを重ねエンドゾーン間際まで侵攻するが、いつもとここからが違った。攻撃がことごとく読まれ後退し、フィールドゴールを狙うもはずしてしまう。しかし続くディフェンスで固い守りを披露。すぐさま攻撃権を取り返すと攻撃もテンポを取り戻す。第2Qまで続く攻撃で最後は＃5QB新田（スポ3）がグラウンドを横に広く駆け回ってディフェンスを振り切り6ydタッチダウン（以下TD）につなげる。また第2Q11分過ぎにも再び＃5QB新田（スポ3）が5yd押し込み14−0とリードを広げた。

　前半はこれまでの試合と同様に早稲田のペースで進んだ。しかし後半は一転、暗雲が立ち込める。第3Q4分過ぎに中央をこじ開けられてエンドゾーンに駆け込まれ14−7と失点を許す。第3Q終了間際の日体大の攻撃も苦しい時間帯となった。攻撃をつなげられ自陣エンドゾーン直前数ydまで迫られる。しかし計4回ものダイブで押し込んでこようとする日体大に対し、全てを体を張ったディフェンスではじき返してこの局面を乗り切る。すると続くオフェンス、＃28RB古川（商2）が日体大陣内深くまで持ち込むビックゲインをきっかけに第4Q6分、＃41K杉本（スポ1）がフィールドゴールを決め17−7と試合を決めた。と思われたが直後の日体大の攻撃、相手QBがスナップしたボールをこぼしかけたことで早稲田ディフェンスのタイミングがずれてしまい、そのディフェンスの乱れを突かれ一気に71ydTDに持っていかれる。17−14と1TDで逆転という点差に迫られた。しかし残りの時間は落ち着いたディフェンスで踏ん張り試合終了の時間を待った。

　ここぞという場面では攻守ともに結果を残したが結果的に厳しい試合となった。今試合の結果を受け次節明治戦に勝利すると、クラッシュボウルへの進出が決定する。しかしその試合を落とすと最終戦で中央大学とクラッシュボウルへの切符を奪い合うことが予想され、最終戦に向け激しさが増している。今試合のように最後まで気の抜けない試合となるであろうが、エンドゾーンを目指し突き進みクラッシュボウル進出を決めてほしい。

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早稲田大学米式蹴球部公式サイト
関東学生アメリカンフットボール連盟