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2005/10/30 [ラグビー蹴球部]

関東大学対抗戦、筑波大に64−17で勝利し、4連勝を飾る。

 
 
 
 
 
早大
64
26-3
17
筑波大
38-14

関東大学対抗戦
早稲田大学 vs筑波大学
10月30日(日)秩父宮ラグビー場

 10月30日、秩父宮ラグビー場において関東大学対抗戦、対筑波大学戦が行われた。10月16日に行われた前節日体大戦で、95−0と今季初の無失点勝利を飾り、いよいよエンジンがかかり始めたワセダ。今日の相手はここまで、1勝2敗と勢いに乗れない筑波大である。この勢いで圧倒し、格の違いを見せ付けたいところである。

 権丈太郎(スポ2)、豊田将万(スポ1)、五郎丸歩(スポ2)といった本来のレギュラー陣を休ませ臨んだこの試合。序盤は両チーム共に、静かな動き出し。試合が動いたのは7分。まず、早稲田がSO曽我部佳憲(教育3)のトライで先制する。続いて12分、左サイドでWTB菅野朋幸(人3)、曽我部とつなぎボールを受け取ったWTB首藤甲子郎(スポ3)がライン際をぶちぬきゴール左へトライを決め14−0。さらに17分今度は右サイドでCTB谷口拓郎(人3)、FB若野祥大(スポ3)とつなぎ最後は菅野がゴール右へトライ。リードを着実に広げていく。一方筑波も、39分にペナルティゴールを決め、一矢を報いる。しかし、41分にSH矢富勇毅(スポ3)の見事な一人抜きパスから菅野が相手ラインをかいくぐり、ゴール中央へトライ。キックも決まり26−3で前半を終了した。

 後半に入り早速3分。再び矢富の一人抜きパスから菅野が突破という形でトライを奪う。さらに6分HO青木佑輔(教育4)が混戦を抜け出し一人をかわしてゴール右へトライ。38−3とリードを広げる。11分、21分に筑波にトライを決められるも、その後もトライを重ね、41分に曽我部のロングパスから若野が走りこみ、ゴール右へトライを決めたところで試合終了。計10トライを叩き出し64−17で対抗戦4連勝を飾った。

 この日の主役は、SO曽我部佳憲。後半17分の菅野のトライを生んだ背面パスを始め、1トライ7ゴールの大活躍。正確なパスから幾度となくチャンスを作り出した。1年時に右ひざ靭帯断裂という重傷から復帰後初のスタメンフル出場。彼の復帰はチームにとって大きな戦力となるに違いない。ロースコアになった要因は、相手が自陣でのセットを嫌いキックを多用したため。個人での突破という点でも、課題が残った。次節からは上位3チーム(帝京、慶應、明治)との対戦。「佐々木組」はいよいよ佳境を迎える。


関連URL
早大ラグビー蹴球部公式サイト
関東ラグビーフットボール協会

 

(TEXT、PHOTO=平野峻)

 


 
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