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2005/11/6 [ラグビー蹴球部]

関東大学対抗戦、帝京大との全勝対決を29−8で制す。

 
 
 
 
 
早大
29
5-3
8
帝京大
24-5

関東大学対抗戦
早稲田大学 vs帝京大学
11月6日(日)秩父宮ラグビー場

 11月6日、秩父宮ラグビー場にて、関東大学対抗戦、対帝京大戦が行われた。ここまで無傷の4連勝を飾ったワセダに対し、帝京も慶應を破るなど3連勝でこの試合を迎えており、"全勝対決"となった。夏に行われた練習試合では、71−12で圧勝したものの、決して侮ることができない相手である。

 前節に続き権丈、豊田、五郎丸が欠場したものの、「佐々木組」初登場となる内橋徹(政経4)がベンチ入りを果たした。序盤は緊張感漂う展開。両チームとも迫力ある接触で、効果的に攻撃することができない。それでも11分フッカー青木佑輔(教育4)の絶妙のキックから、ゴールライン際でセットを得ると、そこからモールへ持ち込み、そのままおしこんでトライ。先制点を挙げる。その後も、いくつかチャンスを得るが、なかなか相手の守りを崩すまでには至らない。一方、帝京も28分に早稲田のファウルからペナルティキックを確実に決め、3点を返す。時間が経過し、37分に先制時と同じ位置でセットを迎えるも、押し込むことができずこのまま前半を5−3というスコアで終了。帝京ウイング木村にいくつかチャンスを創られるなど、予断を許さぬ展開となった。

 後半に入ると、展開は一変。まず、6分にプロップ畠山健介(スポ2)が混戦から4人を弾き飛ばしてトライを決め、10−3。9分にはCTB谷口拓郎(人3)、WTB菅野朋幸(人3)とつなぎ、ゴール右へトライ。15−3と更に点差を広げる。22分には内橋が途中出場を果たし、その際には一際歓声が起こった。30分には矢富勇毅(スポ3)、首藤甲子郎(スポ3)が細かいパスで突破しゴール中央へトライを決める。キックも決まり、22−3。更に1トライを加え、終了間際に帝京にトライを決められるも、29−8というスコアで終了し全勝をキープした。

 ラインアウトからのミスが目立ち、接点での強さという点でも不満が残った。しかし、試合毎にメンバーが替わっても、確実に勝利を飾る勝負強さはさすが。次節では、前途の3人に加え今村雄太(スポ3)そして内橋のスタメン復帰が予想される。いよいよフルスロットルで迎える早慶戦。昨年のような圧勝劇を是非期待したい。


関連URL
早大ラグビー蹴球部公式サイト
関東ラグビーフットボール協会

 

(TEXT、PHOTO=平野峻)

 


 
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