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2005/10/22 [競走部]

箱根駅伝予選会を2位通過。2006年正月の箱根駅伝本選出場が決定した。

 
竹澤選手。
 
 
原選手と三輪選手。
   

 シード権まであと22秒差に泣いた今年の箱根駅伝。「絶対に戻ってくる、そして来年こそシード権を」と涙で誓った競走部が、10月22日に昭和記念公園内の20キロコースで行なわれた箱根駅伝予選会を2位で通過した。これにより早大は来年の箱根駅伝の出場権を獲得、新春の箱根路をエンジが彩る。

 比較的平坦なコースの続いた昨年の予選会とはうってかわり、今年は細かな起伏が続く公園内を周回するレース。20キロという長い距離に加えて、細かな起伏の多いコースは実力がなければ好タイムで突破することは難しい。早大は1万メートルの平均タイムは全出場校中1位と予選通過は有力視されてはいたものの、当日出走するメンバー12人のうち3人が1年生。試合で20キロを走ったことのなかった1年生の存在は不安でもあり、逆に夏までにつけた基礎力の爆発が期待できる、楽しみなレースとなった。

 序盤から山梨学院大の1年生モグスと流通経済大のジュイが飛び出し、留学生選手たちは最初の5キロを13分57秒と驚異的なタイムで入った。そこから約1分遅れて続く第2集団に、予選通過有力校のランナーが団子の状態でつづく。第2集団は日本人トップ通過を期待されていた国士舘大の原田、城西大の田上、専修大の座間、早大の1年生竹澤健介(スポ1)、そして早大の高岡弘(人4)、本多浩隆(スポ2)も含まれていた。第2集団のレースが動いたのは、13キロ過ぎ。「このへんでいいかなと思って、あまり深く考えていなかった」という早大の竹澤は13キロの上り坂で一気にスパートし、そのあとにあった下り坂を使って後続を完全に引離した。第2集団で走っていた高岡は「(竹澤に)いかれたとき一瞬反応したけど、ついていけなかった。たぶんあいつは早くひとりで走りたくて出たのだと思うけど、(自分が)ついていけなかったのはだめだったと思う」と話す。後続を引離した以降、ひとりで走りきった竹澤は総合3位、日本人選手中1番となり、竹澤と共に第2集団で走っていた高岡は総合15位、本多は18位と続いた。  

第82回箱根駅伝予選会結果
順位
大学
1位
東洋大学
2位
早稲田大学
3位
国学院大学
4位
山梨学院大学
5位
大東文化大学
6位
城西大学
7位
国士舘大学
8位
明治大学
9位
専修大学
10位
拓殖大学
9位までが本選出場。7〜10位は関東インカレのポイントによる。

 それ以降の9人の選手も順調にゴールし、早大は2位と前評判に違わない成績で無事予選通過を果たした。そして1万メートル28分台の自己ベストを持ち入学当初から注目されていた竹澤の日本人トップ、そして昨年は不調だったものの今年になり本来の実力を取り戻しつつある本多のチーム内3位、そして「トップ争いに参加できなかったのが心残り」と話す1年生阿久津圭司(スポ1)、三輪真之(人科1)が難しいコースにも関わらず好走したことも明るい話題ではある。しかしチーム全体の表情は、一様に険しい。まずは1位通過を果たした東洋大に3分以上離されているという点。そして昨年に比べてもチームの層が薄いという現状である。主将の高岡は「昨年に比べてチームの層が薄いことは仕方がないことだけれど、そのために故障をするリスクを負うくらい追い込む練習ができないことも確か。今は昨年のように予選会後に調子を下げないように、本戦に向けて調整していきたい」と話す。昨年度のチームが抱えていた問題をみつめることで、新しいチーム復活の第一歩にしようとする早稲田。挑戦者として、さらなる飛躍を期待する。

 
 

関連URL
競走部公式サイト

 

(TEXT=近藤優美子、PHOTO=横山真弓)
 


 
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