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2005/12/10 [男子バレーボール部]

東京体育館にて行われた全日本インカレ準決勝、東海大にセットカウント0−3とストレート負けを喫した。

 
 

 
 
 
早大
0
24-26
3
東海大
21-25
20-25
全日本インカレ準決勝
早稲田大学×東海大学

東京体育館
12月10日(土) 

 昨日行われた東亜戦に接戦の末に勝利した早稲田は準決勝、東海大学との対戦を迎えた。全日本インカレを通じて東海は思い通りの試合ができていないため、下馬評では早稲田有利かと思われた。

 第1セット序盤から試合は互いに譲らず一進一退の攻防。早稲田は黒木陸(スポ2)、東海は♯36清水と両エースを中心として得点を積み上げていく。また、リベロ・藤森亮介(人4)もレシーブに調子の良さを見せ、攻撃の流れを作っていった。終盤までこの展開は変わらず、24−24デュースとなるも、最後は東海に振り切られ最初のセット24−26で第1セットを落としてしまう。

 続く第2セット。東海は♯37塚本のサービスエースを皮切りに鋭いサーブから早稲田のサーブカットのミスを呼び込み、高いブロックからなかなか主導権を与えてくれない。早稲田に関しては、ブロックはついているものの、2枚の間を抜かれる場面が目立つ。終盤にはブロックに冴えを見せる東海が一気に早稲田を引き離し、25−21で2セットを連取した。

  第3セット、前田和樹(人4)が難しい体勢からバックアタックを決めるなど勢いに乗るかという場面を見せる。しかし、速攻やブロードを東海のブロック陣に読みきられるなどあと一歩のところで流れに乗ることができない。終盤、ピンチサーバーとして登場した♯38福田の強烈なサーブに早稲田は翻弄され、東海に連続でブロックされるなど引き離れてしまう。そのまま20−25でこのセットも落とし、ストレート負けを喫してしまった。

 今日の敗戦は東海の出来の良さに尽きていた。サーブ、ブロック、スパイクのどれをとってもこれまでの東海とは一味違うものを見せてくれた。また、清水を止めることができなかったことも大きな敗因であったのかもしれない。しかし、早稲田は選手個々が安定感を見せ、チームが崩れることはなかった。チームが目標としている「崩れないチーム」は実践できたはずである。3位決定戦となる順天堂大学との試合では早稲田の持ち味を存分に発揮し、晴れやかなかたちで最後の試合を終えたい。

 

関連URL
早大バレーボール部公式サイト

(TEXT=村山裕太、PHOTO=横山真弓)
 


 
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