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早大 |
3 |
29-27 |
0 |
駒澤大 |
25-20 |
25-21 |
春季関東リーグ・一日目
早稲田大学×駒澤大学
駒沢屋内球技場
4月8日(土)
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今年もいよいよ春のリーグ戦が開幕する。前年は全日本インカレ3位、秋のリーグ戦2位とこれまでにない好調さで昨シーズンを終えた男子バレーボール部。今年はチーム一の決定力を誇ってきたアタッカーの前田和樹と精神的な支柱としてチームをまとめてあげてきた藤森亮介の姿はコートにはない。このふたりの穴を選手たちが一体となってどこまで埋めていけるかに今年の成績かかっているだろう。開幕戦に弱い早稲田のジンクスを取り払いまずは初戦で駒澤大学にしっかり勝利し勢いをつけたいところである。
試合は秋のリーグ戦ではわずか2勝しかあげられなかった駒大に対し早稲田が圧倒的な力を見せ付けるかのように思われたが、序盤から橋場♯1を中心とした力強いスパイクに思うようなバレーをすることができない。逆に攻撃のかたちを読まれる場面が目立ち徐々に点差をつけられてしまう。しかし、北沢浩(スポ3)は落ち着いたトス捌きで調子のいい柴小屋康行(スポ3)にトスを集めると、その柴小屋がきっちりとスパイクをコートに叩き込み、徐々に点差を詰めていった。終盤に入り中島敬介(スポ4)のブロードが決まりついに駒大の背中を捉えると、最後は柴小屋が強烈なスパイクで締めると29−27で第一セットを先取した。
続く第二セット。ここでも北沢浩(スポ3)が絶妙なトスワークで攻撃を組み立てていく。中島敬介(スポ4)も一枚ブロックを決めると、松永健太(スポ4)も調子の良さをうかがわせる巧みなスパイクを要所でしっかりと決めていく。このセットは4年生コンビがチームを引っ張り、危なげなく25−20でものにした。第3セットに入っても攻撃の勢いそのままに柴小屋、黒木陸(スポ3)といったサイド陣がきっちりとスパイクを決め、相手に攻撃の隙を与えない。しかし、中盤に入るとレシーブでのミスが目立つようになり徐々に点差を埋められてしまう。突き放しては追いつかれる展開ではあったが、ここでも柴小屋が連続でスパイクを決めるなどの活躍を見せる。最後は中島がブロックを決めると第三セットを25−21でものにし、セットカウント3−0とストレートの勝利を飾った。
予想外の展開ではあったが、開幕戦をストレート勝ちという最高の結果を手にして終えることができた。レシーブの連携面でのミスが随所に見られまだチームとして完成されたわけではないが、つねに落ち着いた試合運びを行い前年の秋リーグ2位の貫禄を見せ付けることはできた。これは主将の松永を中心としてチームがまとまりをみせてきている結果の表れと見てよいだろう。次の法政戦でも圧倒的な勝利を願いたい。
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