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2006/4/16 [男子バレーボール部]

NECニューライフプラザにて行われた秋季関東大学リーグ7日目、順天堂大学をセットカウント3−1で下すも、セット率の差で上位リーグ進出を逃した。

 
セッター北沢
 

 
安定したプレイを見せた松永健太
 

 
早大
3
18-25
1
順大
25-22
25-19
25-17
春季関東大学リーグ戦・第7日目
早稲田大学×順天堂大学

10月21日(土) 

 予選リーグ最終日、この日の相手は順天堂大学。上位リーグ進出のためにはストレート勝ちしか許されないという厳しい状況のなか試合ははじまった。

 第一セット。序盤は順調に得点を重ねる早稲田ではあったが、第一セットをどうしても取らなければならないというプレッシャーの影響なのか、次第にプレーで精彩を欠いていく。サーブカットで乱れる場面やブロック対応での分の悪さが目立つと、試合の流れは一気に順大へ。そのまま修正をかけられず大事な第一セットを落としてしまう。

 続く第二セット。セッター・北沢浩(スポ3)を中心に早稲田は見違えるような動きを見せる。センターの中島敬介・二木健太(ともにスポ4)を絡めたスピード感のある攻撃で順大を浮き足立たせと、ピンチサーバーとして登場した赤澤大樹(スポ3)もサービスエースを決め、試合の流れを一気に早稲田へと引き寄せる。その後も三枚でついたブロックが完璧に決まるなど、攻守ともに充実した形で第二セットを奪った。第三・第四セットにおいては、早稲田の目指す全員バレー。藤森圭(スポ3)のスパイクレシーブから柴小屋康行、黒木陸(ともにスポ3)のスパイクへと繋げる一連の流れなど、ブロック、レシーブ、スパイクのすべてが好循環に作用し、第三・第四セットを奪った。

 セットカウント3−1での勝利。リーグ戦3日目以降、影を潜めてきた繋ぐ全員バレーを体現する形で試合を終えた。これまでの早稲田であれば第一セットを奪われて次のセットへの切り替えがうまくできていなかったが、この試合では主将の松永健太(スポ4)を始め個々の選手が声を出し、なんとかチームをいい方向へ向けようとしていた。それが二セット目以降、結果として表れた。また、プレー面でも二セット目以降、ブロック対応の良さが目立ち、守備面での重要さを再認識することとなっただろう。8日目からは下位リーグでの試合となるが7勝3敗のダントツで下位リーグを戦い抜いてくれることを期待したい。


関連URL
早大バレーボール部公式サイト

(TEXT=村山裕太、PHOTO=横山真弓)
 


 
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