WasedaWillWin.com
 
2007/7/7(土)〜15(日) [米式蹴球部]

第3回アメリカンフットボール2007 川崎大会
韓国代表 TE鄭選手、OL趙選手が奮闘し大きな1勝

 7月7日〜15日の9日間、川崎の地にてアメリカンフットボールW杯が行われた。天候はあいにくの雨模様ではあったが、3連覇を目指す日本代表をはじめとして、初出場の韓国代表、本場アメリカ代表、他参加6ヵ国が熱戦を繰り広げた。
 韓国代表に早稲田大学米式蹴球部から選出されたTE鄭秀孔選手(教育4)、OL趙学来選手(政経3)はともに獅子奮迅の活躍で5位決定戦における勝利及び、各試合を通じて韓国代表に大きく貢献。韓国代表を全面的にサポートした早稲田大学米式蹴球部のスタッフの方々とともに、貴重な経験を積む大会となった。
 以下、当該選手・サポートスタッフの方々の感想等を掲載しましたのでご覧ください。

 
#77OL 趙学来選手(中央) #88TE 鄭秀孔選手(右)

◆TE 鄭 秀孔選手(教育4)◆
 今回、第3回アメリカンフットボールW杯に出場できたことは自分にとって本当に大きな財産になりました。  
 まずはフランスに勝てた事。W杯初出場の韓国の歴史的な初勝利に貢献できたことを誇りに思います。そしてドイツ、アメリカ、フランスという欧米の選手と同じフィールドで戦ったこと。NFLヨーロッパ経験者、そして本場アメリカの選手と試合できたことはフットボーラーとしてとても嬉しく、とても楽しかったです。
 今回の経験を生かし、秋のシーズンではBIGBEARSの日本一に向けて頑張ります。

 
#88TE 鄭 秀孔選手

◆OL 趙 学来選手(政経3)◆
 貴重な一勝が出来て本当に良かったと思います。全敗で終えるのと、5位で終えるのとでは韓国フットボールの今後も全く違ってくると思います。
 4年後、韓国フットボールのレベルはどう変わるかまだわかりませんが、この一勝は歴史的な一勝だと思います。そしてアメリカやドイツのラインの強さは一生忘れません。必ず今後のフットボール人生に生かしたいと思います。
 この2週間のことは一生の財産にします。

◆主務 作田 香菜子(法4)◆
 2週間の間韓国チームに帯同し、言葉の問題や日本と韓国のアメフトの違いを身をもって感じました。しかし、アメフトに対する気持ちは国が違えども共通であり、それが一つのチームとしてまとまることができたということも、今回代表としてグラウンドに立って直接感じることができたことの一つでした。
 マネージャーとしても、とても良い経験を積むことができたと思っております。秋へ向け、チームの練習も再開されますが、この経験を生かしチームの勝利に貢献したいと思っています。

◆トレーナー 一原 克裕(人科4)◆
 今回、韓国代表のサポートをさせて頂き、これまで経験したことのないことをたくさん感じて吸収することができました。戦いを重ねるごとに選手の身体へのダメージは蓄積されていきましたが、逆にチームの結束は高まっていき、その結果最終戦のフランスに勝利できたのではないかと思います。
 トレーナーという立場でこの短期決戦でできることはすべて行いましたが、この期間で経験したことは今後の自分達のチームでの取り組みに最高の影響を与えてくれると思います。

 

第3回 アメリカンフットボールワールドカップ2007 川崎大会 日程&結果
日時
場所・時間
対戦カード
結果
7/7(土)
等々力陸上競技場 18:10〜
48-0
7/8(日)
川崎球場 17:00〜
32-2
7/10(火)
川崎球場 15:00〜

川崎球場 19:00〜

14-16

0-77
7/12(木)
川崎球場 15:00〜

川崎球場 19:00〜

33-7

0-48
7/14(土)
川崎球場 15:00〜 (5位決定戦)

川崎球場 19:00〜 (3位決定戦)

3-0

7-0
7/15(日)
等々力陸上競技場 15:00〜 (決勝戦)
20-23

※ 本大会はラウンド・ロビン形式で行われました
 ラウンド・ロビン形式:出場6ヶ国が3チームずつ2つのブロックに分かれて(第1ブロック:日本、フランス、スウェーデン 第2ブロック:アメリカ、韓国、ドイツ)、予選として総当たり戦2試合ずつを行ことによりブロック内の1〜3位の順位を決定。同順位チーム同士によるプレーオフで最終的な順位を争う。

関連URL
早稲田大学米式蹴球部公式サイト
第3回アメリカンフットボールワールドカップ2007 川崎大会

 

(TEXT=米式蹴球部提供、飯田隼人、PHOTO=米式蹴球部提供)
 


 
WasedaWillWin.com HOMEへもどる