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関東大学サッカーリーグ第5節
早稲田大学×筑波大学
4月25日(金)
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4月25日、横浜市三ツ沢公園陸上競技場にて関東大学リーグ
第5節、対筑波大学戦が行われた。前節の順天堂大戦では、
エース渡邉千真(スポ4)のゴールで辛くも勝利を手にした早
稲田。今節の相手筑波大は、昨季10位と低迷したチーム再
建のために、元日本代表であるOB・風間八宏氏をトップチ
ーム監督に招へいし強化を図っている。現在早稲田が5位、
筑波大は6位につけており、上位進出に向け共に負けられな
い一戦となった。
立ち上がりから積極的な動きを見せる両チーム。まず決定
機を迎えたのは筑波大。12分、早稲田はDFライン裏にスル
ーパスを通され、キーパー河野猛(社3)と1vs1の状況を作ら
れてしまう。しかし、筑波大の9番・西川のシュートはゴー
ル左に外れ、事なきを得る。一方の早稲田は、この日は中
盤でボールがよく回り、次第に攻撃のリズムを掴んでいく
。16分には右サイドの中野大輔(スポ3)のクロスに中央の皆
川翔太(スポ2)が合わせシュートを放つなど、筑波大ゴール
を脅かす。だが、先制したのは筑波大。21分、中盤でボー
ルを奪われると、相手のFW西川と、11番・木島にワンツー
を決められ、カバーに入ったDFも止められず木島にゴール
ネットを揺らされてしまう。1点を追う展開になった早稲田
は、34分、コーナーキック後の競り合いからボールを奪う
と、皆川が自慢のスピードで左サイドを駆け上がりクロス
を上げる。これを、セットプレーのため前線に上がってい
たDF岡根直哉(スポ2)が足で合わせて同点ゴール。試合を振
り出しに戻す。その後も、渡邉らが果敢にミドルシュート
を放つが得点ならず、一進一退の攻防となった前半は1-1で
終了する。
後半、まず試合のペースを掴んだのは早稲田。48分、フリ
ーキックの混戦のこぼれ球を、この日スタメンの松本征也(
スポ4)がミドルシュート。これはバーの上に大きく外れる
が、その後も早稲田は相手ゴールに次々とシュートを浴び
せる。そして、58分、ショートコーナーのボールを寺島尚
彦(文構2)がクロスをあげると、小川諒(スポ2)が頭で押し
込み逆転。DFコンビの2得点で見事試合をひっくり返してみ
せる。66分には、塗師亮(スポ4)が中盤やや左の位置でキー
プしたボールを、寺島→渡邉とつなぎ、最後は再び寺島。
寺島の右足から放たれたシュートがゴール右に突き刺さり3-1
。早稲田らしい華麗なパスワークから生まれた素晴らしい
ゴールだった。2点差となり、もはや勝負あったかと思われ
たが、残り10分となったあたりから筑波大が底力を発揮す
る。79分に、早稲田の右サイドからクロスを許すと、これ
を14番・小澤に押し込まれ一点差に詰め寄られる。その後
も、筑波大に度々チャンスを作られ早稲田にとって我慢の
時間が続くが、松本征の体を張ったディフェンスなどで凌
ぎ切り試合終了のホイッスル。早稲田が逃げ切り3-2で勝利
した。
先制点を許しながらも慌てることなく自分達のペースで試
合を進め、着実に得点を重ねて、見事逆転勝利を収めた早
稲田。中盤での細かなパス回しに加え、前節ではあまり見
られなかったサイドからの攻撃も効果的で、攻撃陣は非常
に内容の良いゲームだった。一方、守備は2失点という結果
が示すとおり、修正の必要があるだろう。次節は4月29日、
多摩市立陸上競技場にて国士舘大学との対戦。ぜひ、完封勝
利を期待したい。
関連URL
ア式蹴球部公式ホームページ
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