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2008/4/29[ア式蹴球部]

多摩市立陸上競技場にて行われた、関東大学サッカーリーグ第6節対国士舘大戦は、0-1で敗れた。

 
セッター北沢
 

 
安定したプレイを見せた松永健太
 

 
早大
0
0-1
1
国士舘大
0-0
関東大学サッカーリーグ第6節
早稲田大学×国士舘大学

4月29日(祝) 

 4月29日、多摩市立陸上競技場にて関東大学リーグ第6節、 対国士舘大学戦が行われた。苦しみながらも勝利を積み重 ね、現在3連勝中と波に乗りつつある早稲田。今節の相手は 、今季4勝1分で現在2位につけている国士舘大学である。接 戦を確実に物にし、勢いに乗る相手に対して、早稲田がど のような戦いを見せるのか。まさにチームとして真価の問 われる一戦となった。

 早稲田は、渡邉千真(スポ4)に代わり反町一輝(スポ3)が先 発出場。天候にも恵まれ、始まった試合は、序盤から国士 舘大ペースで進んでいく。国士舘大は、5分、7分と立て続 けにゴールを直接狙える位置でフリーキックを獲得し、早 稲田ゴールを脅かす。一方の早稲田は、カウンターで反撃 を試みるも、パスが上手くつながらずチャンスを作り出す ことができない。36分には、前節の試合で成功したショー トコーナーからの攻撃を見せ、寺島尚彦(文構2)がミドルシ ュートを放つがゴールならず。すると40分、国士舘大はカ ウンターからロングボールをゴール前に供給すると、これ をしっかりつないでミドルシュート。8番・柏の見事なゴー ルが決まり、国士舘大が先制。早稲田はこれといった見せ 場を作れず、結局0-1で前半を終了する。

 後半、早稲田は風上に立つも、国士舘大優位の流れは変わ らず、苦戦を強いられる。国士舘大は、サイドの空いたス ペースをドリブルなどの個人技で攻め上がり、果敢に追加 点を狙う。早稲田ディフェンス陣は、相手のスピード感あ る攻撃についていくことができない。流れを変えたい早稲 田は66分、松本怜(スポ3)を投入。いつものサイドハーフで なく、フォワードのポジションに入った松本怜は、持前の スピードで相手にプレッシャーをかける。37分には、スロ ーインからのボールがゴール前に通り、途中出場の中川翔 平(スポ3)がシュートを放つが、惜しくもゴール左に外れる 。その後は、同じく途中出場の中野遼太郎(スポ2)からのロ ングボールなどで攻撃を組み立てるがうまくかみ合わない 。焦る気持ちとは裏腹に、無情に時間は経過していき、得 点を奪えないまま試合終了。早稲田は、第1節以来の敗戦を 喫した。

 この試合、早稲田が放った試合はわずか3本。前節のような つなぐサッカーが見られず、なかなかフィニッシュまで持 っていくことができなかった。守備の面でも、ミスキック や対応の遅れが目立ち、度々ピンチを迎えてしまった。し かし、悲観してばかりもいられない。チームが悪い流れに はまってしまわないよう、上手く気持ちを切り替えて次の 試合(5月5日、対中央大学戦、NACK5スタジアム大宮)に臨ん でほしい。

関連URL
ア式蹴球部公式ホームページ

(TEXT=岡崎聡、PHOTO=神崎風子)
 


 
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