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[バレーボール部] 

東日本大学バレーボール選手権大会 後半戦レポート


男子

  22日 中央大学戦

 二日目に引き続き行われた関東学連一部リーグ4位中央大学戦。点数は文字通り、一進一退で進んでいった。相手の攻撃をブロックで止め、こぼれだまを素早い反応で必死に繋いでいくリベロ大木翔陽(スポ3)。それをセッター佐藤晋(スポ2)がつなぎ、エース浅野智広(スポ2)が決めていくというリズム感のある流れが随所で見られた。途中、長内貴志(スポ3)が指を気にするような仕種に一度はヒヤッとさせられる場面もあったが、その後は順調にプレーをし、このセットは25‐22で終える。

新キャプテンの藤森選手

 良い雰囲気の中迎えた2セットであったが、順調には行かなかった。先ほどの勢いとは対照的に、中央大のスパイクがコートに突き刺さっていく。ネットに近いトスが目立ち、2セット目は途中9‐17までも差を引き離され18‐25。続く3セットも21‐25で終えた。

 後がない4セット目、早稲田が息を吹き返す。1年生倉坂の攻撃が光る試合であった。
倉坂『初めてで緊張した部分もあったんですが、自分の入っているポジションは厳しいところでトスも上がってくるので、きめるとこで決めようと思ってやっていました。』 
試合は25‐16で終え、前日の女子同様、最終セットへもつれ込んだ。

新キャプテンの藤森選手

 波乱の5セット目、両者譲らず、手に汗握る一進一退の攻防が続く。左右前後からの攻撃で、相手を翻弄するも、最後は9‐12から相手の集中力が一枚上手に働き、9‐15のセットカウント2‐3で追え、決勝進出を惜しくも逃した。

 徳武『まだまだ行けた感じはあります、決勝まで行くのが目標だったので悔しいです。終盤プレッシャーがかかった中で自分達のプレーが出せないというのは、練習での追い込みが足りないのかなと思います。』
 もう少しで決勝であった試合だけに選手たちに残る悔しさも大きい。

徳武『1年生にはとにかく思いっきりやらせる環境を作るというのが僕らの仕事です。(1年生の出場は)本来は出ているはずの高橋悠(スポ3)だったりの刺激になったとも思います。』
市川『1年生らしくムードのいいときも、悪いときも盛り上げようと思ってやっていました。』

 結果的には悔しい試合だったが、1年生を戦力に加えつつも、チームとしてのまとまりを感じることが出来る試合であった。

 女子・男子共に1・2年生の成長が今後の勝利のカギとなってくるだろう。来年を背負うことになる3年生、そして最後の夏を迎える4年生。抱える思いは異なるが、それぞれ課題や目標を持ちながら夏を迎える。

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関連URL
早稲田大学バレーボール部ホームページ

(TEXT=池田恩、PHOTO=神崎風子、EDIT=池田恩)

 

 


 
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