遂に「完全復活宣言」が飛び出した。秋季関東学生リーグ戦第4日目、インカレ
から低空飛行を続けていた足立智哉(スポ2)・笠原弘光(スポ1)組の4番ダブルスが
、文句なしのコンビネーションを発揮し真骨頂を見せた。この日特に光っていた
のは足立。激しい打ち合いを見事なカウンターで制し、ベンチを沸かせる。足立
は「たまたまです」と笑うが、「今日はパートナーがすごかった。驚きました。(
ダブルスは)完全復活と言って良いと思います」と笠原は顔をほころばせた。3セ
ット目のみ12-14で落とすも3-1で勝利し、チームに4つ目の星を付けた。
シングルスでは未だリーグ戦無敗の笠原は、2番手に登場。ラバーのトラブルに
見舞われ、スペアのラケットを使って挑んだ。1セット目を先取するも、専修大・
松岡のロングサービスに苦しみ2セット目を6-11で取りこぼす。「狙わないとずっ
と出されると思った」。しかし笠原が相手を攻略するのに時間は掛らなかった。
「読めた」と話す3セット以降はきっちりと取り返し3-1で秋リーグ4勝目を上げた
。「勢いでこのまま行きたい」と7連勝を狙う。
原田慎吾(スポ3)-笠原-御内健太郎(スポ1)-足立・笠原のリレーで掴んだ金星。
リーグ戦直後に引退を控えた4年生の目には、頼もしく映ったことだろう。
女子も中央大に1セットも与えずストレート勝ち。上り調子で後半戦へ突入する
が、疲れは「多少ある」(笠原)のは確か。しかし「そんなことは言ってられない
。チームも春と似たすごく良い雰囲気。自分たちのプレーをするだけ」と、強敵
が待ち構える残り3日間を駆け抜ける姿勢を見せた。
13日は男子は筑波大、女子は東京富士大との対戦。特に女子は春と同様、1年生
が多く勢いのある東京富士大に粘り強く追い掛けられるだろう。波に乗った今、1
戦に集中して全員で山を越えたい。
関連URL
卓球部、稲門卓球会ホームページ
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