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2008/10/2[ア式蹴球部]

関東リーグ第15節、国士舘大に0−2で敗れ、3連敗…。

 
 
早大
0
0-1
2
国士舘大
0-1

関東大学サッカーリーグ戦
第15 節
早稲田大学×国士舘大学
9月27日
古河市立古河サッカー場

   9月27日、古河市立古河サッカー場にて、関東大学リーグ15節対国士舘大戦が行われた。法政大、明治大に2連敗を喫し、順位も2部降格ラインまであと一歩という10位まで後退してしまった早大。一方の国士舘大は現在リーグ戦2位と上位を走っているが、前節は筑波大を相手に0−4で完敗。互いに連敗を食い止め、チームの意地を見せたい所であったが、早大にとっては厳しい戦いとなった。

前節、チャンスは多くあったもののそれをゴールに繋げることができず惜敗した早大は、今季FWの要としてスタメンに定着していた中川翔平(スポ3)に代え、小井土翔(スポ1)を起用した。しかし試合開始直後から早大は防戦一方。国士舘大の速く強いディフェンスを前に全く攻撃の形を作らせてもらえず、逆に前半7分には国士舘大にゴール前でパスを繋がれ早々に先制点を与えてしまう。小井土がドリブルで切り込み相手のファールを誘うなど積極的にゴールへ向かう姿勢は見せるものの、チャンスすら作れないままシュート数2という結果で前半を終えた。

 後半は前半と比べボールが回るようになり、サイドからのクロスでチャンスを作るシーンも見られたが、やはり国士舘大の堅い守りを前にシュートまで繋げる事ができない。そして後半21分、国士舘大は左CKに武岡が頭で合わせ2点目。いよいよ厳しい状況に追い込まれた早大は、国士舘大のゴール直後にCKからゴール前でパスを繋ぎ最後は小川諒(スポ2)が決定的なシュートを放つも枠の外へ。また前節同様、山中真(スポ1)、松本怜(スポ3)、皆川翔太(スポ2)を途中出場させなんとか流れを引き寄せようとしたが、結局最後まで国士舘大のゴールを脅かす事なく90分間が終わってしまった。

  攻守の切り替えが早い国士舘大に次々と攻撃の芽を摘まれ、攻め手を欠いた早大。順位は辛うじて10位に踏み止まっているが、2部降格ラインの11位東京学芸大との勝ち点差は1となり、とうとう崖っぷちに立たされた。しかし流経大、国士舘大の上位2チームを除く3位以降の勝ち点差はそれ程広がっておらず、インカレ出場ラインとなる4位の明治大との勝ち点差は4。上位を狙うチャンスもなくなってはおらず、今後は一つ一つの勝利が大きな意味を持つ。次節の相手は現在9位の神奈川大。なんとしても勝利を掴み、チームにもう一度勢いを取り戻してもらいたい。

関連URL
早大ア式蹴球部公式サイト

(TEXT・PHOTO=神崎風子、EDIT=池田恩)
 


 
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