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新キャプテンの中川裕平(社3)。 今年は名実ともにチームを牽引する。
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DFの小川諒(スポ2)。今季は早大でも『守備の要』として期待される。
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関東大学サッカーオープニングフェスティバル
関東選抜A×関東選抜B
2月28日(土)
西が丘サッカー場
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2月28日、西が丘サッカー場にて平成21年度関東大学サッカーリーグオープニングフェスティバルが開催された。新年度の幕開けを告げる毎年恒例のこの大会。今年も3月上旬に行われる「第23回デンソーチャレンジサッカー南さつま市大会」に向け結成された、関東大学サッカー選抜Aと関東大学サッカー選抜Bによる試合が行われた。早稲田大からは中川裕平(社3)と小川諒(スポ2)が選出され、関東選抜Bの選手として出場を果たした。
早大の2選手はともにベンチスタート。試合は、3トップ気味の布陣を敷く選抜Aが12分に先制。FKからのこぼれ球を拾い、最後は駒澤大の三島がゴール左に流し込んだ。反撃に出たい選抜Bだったが、22分には退場者を出してしまう上、攻撃もパスが繋がらず相手陣内になかなか攻め込むことが出来ない。すると33分、選抜Aに中央から崩され山田(明治大)にゴールを許してしまい2-0。選抜Aが2点リードで前半を終える。
後半開始からは、中川裕が左SBで出場。堅実な守備に定評のある中川裕だが、この日は積極的にサイドを駆け上がり攻撃参加を見せるなど、守備だけでなく攻撃面でのプレーも光った。63分にはCBの小川が登場。4バックの一角に入ると、小川はいきなり69分にゴール前でファールを与えてしまうが、相手のFKは枠を外れ事なきを得る。その後は、恵まれた体格を生かしたプレーで選抜Aのチャンスの芽を摘んでいき、順調な調整ぶりを窺わせた。結局後半は、両チームともこれといった場面を創れずそのまま試合終了。選抜Aが2-0で選抜Bに勝利を収めた。
関東選抜A、Bの2チームは3月6日から行われるデンソーチャレンジサッカー南さつま市大会に出場。各地域の選抜チームが鎬を削るこの大会、早大の二選手はバックアップメンバーとして名を連ねることとなった。選抜チームでの経験を今後に生かし、中川裕、小川両選手の今季の更なる成長を期待したい。
また、関東大学サッカーリーグの開幕まであと1か月。早大が戦う今年の1部リーグには、降格した東京学芸大と順天堂大に代わり慶應義塾大と東海大が昇格。特に因縁の相手である慶大は、昨年度2部リーグを圧倒的な力で制しており、手強い存在になりそうだ。その他にも、昨季リーグ戦王者の流通経済大やインカレで優勝を果たした中央大、リーグ戦3位、インカレ準優勝の筑波大など強豪がひしめく。近年各チーム間の力の差はなくなってきており、リーグ戦は混戦が予想される。昨年10位に沈み残留争いを経験した早大も、中川裕主将を中心に順調にチーム作りを進めており、今年こそ悲願のリーグ優勝を狙う。
近年Jリーグでの大卒選手の活躍もあり、注目を集める大学サッカー。2009年は関東大学リーグ戦、早大ア式蹴球部の活躍を観に、ぜひスタジアムに足を運んで頂きたい。
関連URL
早大ア式蹴球部公式サイト
関東大学サッカー連盟オフィシャルサイト
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