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2009/9/20 [バレーボール部]

新しい早稲田へ!!
女子リーグ開幕戦は黒星スタート


女子


 

東海のブロックに翻弄されてしまう。

 20日土曜日、女子のリーグ戦が開幕した。1戦目は、21年度の春季のリーグ戦で優勝を果たした東海大学。『優勝をして、新しい早稲田を作っていきたい』高橋里枝(スポ4)。そんな早稲田にとっては初戦から勝負のカードが回ってきた。秋季リーグの第1セット目は19-25。後半東海のブロックから跳ね返ってくるボールをなかなか点数につなげることが出来ない。続く2セット目も18-25と常に早稲田は東海を追いかける試合展開になってしまった。勝負の第3セット、ここで切り替えたい早稲田であったがまたも東海の堅いブロックに苦しみ、ペースを取り戻すことが出来ない。なんとか終盤でライトから高橋と森田絵美(スポ4)の攻撃で食い下がるも、20-25で終了。早稲田は黒星スタートのリーグ戦開幕となった。

 今季の女子が掲げるのはチームメンバー全員が“共通意識を強く持つ”こと。と主将の高橋里枝は語る。春季リーグ終盤で強化したデータ対策を秋季では徹底して取り入れるのだという。今まで以上にフォーメーションや攻めるコースなどを分析する。

 “今季の早稲田はサーブとブロック。”サーブで攻めてブロックで崩すとうプレースタイルで、新しい早稲田を目指すのだ。チーム一丸となって、優勝を掲げ、貪欲にチャレンジしていく早稲田。初戦出し切れなかった早稲田のプレースタイルを是非今季のリーグで炸裂させてほしい。


 

19日国士舘戦、1年生セッターの伊藤

 ※ 女子1部リーグ戦に関して、インフルエンザの影響で日程の変更があるようです。選手の皆さんには是非十分に注意していただき、最高のプレーが発揮できることを期待しています。

男子 

 女子に先駆けて開幕した男子の関東大学リーグ戦。3戦目に当たる19日は国士舘大学との対戦だった。1セット目は23-25で惜しくも落としてしまうものの、続く2セット目では25-18で奪い返す。4点連続得点から調子を掴んだ早稲田はリズムにのり、伊藤康宏(スポ1)はボールをレフトに集中させることでこのセットをものにした。

 勢いに乗った早稲田であったが、3・4セット目にその勢いを持ち込むことは出来なかった。 ネット際のプレーが目立つようになり、試合を動かす糸口を見出せない。ネットがボールを引き寄せているかのように、スパイクがネットを越えずに悔しい場面も見られた。高橋悠(スポ4)、長内貴志(スポ4)も果敢に勝負を仕掛けたものの、3・4セットを16-25、19-25で終え、結果1-3で国士舘大学戦を終了した。

 翌日20日の第4戦目の専修大学戦では、3-1(25-23、25-23、20-25、33-31)で勝利し、現在2勝2敗という成績になった。惜しくも春季に1部復帰を逃してしまった男子にとっては、1戦1戦がまさに今後の早稲田の男子の結果を左右する天と地を分ける試合になってくるかもしれない。春季2部優勝チームからの勝利で勢いをつけて、夏に培いまだ出し切れていないであろう早稲田の力を思う存分発揮してもらいたい。

関連URL
早稲田大学バレーボール部ホームページ

(TEXT・PHOTO=池田恩)
 


 
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