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左サイドバックでの出場となった幸田一亮(スポ4)。
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ツートップの一角を担う小井土翔(教3)。 今季初ゴールが待たれる。
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関東大学サッカーリーグ戦
第2節
早稲田大学×慶應義塾大学
4月17日(土)
西が丘サッカー場
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4月17日、西が丘サッカー場にて関東大学第2節対慶應義塾大戦が行われた。前節のリーグ開幕戦を2−0で勝利し、2010年度シーズンを白星でスタートしたア式蹴球部。今節相対するのは、昨季リーグ5位のライバル・慶應義塾大学。昨年度の対戦では2敗1分に終わっており、昨季のリベンジを果たしたいところだ。6月に行われる早慶サッカー定期戦の行方を占う上でも重要な一戦は、1点を争う接戦となった。
早稲田のシステムは4−4−2。立ち上がりこそ慶大がペースを握るが、早大もボランチの中野遼太郎(スポ4)を中心とする中盤を起点に攻撃を組み立て、次第に流れを引き寄せる。23分にはCKのこぼれ球をつなぎチャンスを迎えるが、慶大の体を張ったディフェンスに防がれゴールならず。その後もセットプレーなどから相手ゴールに迫るが、なかなかゴールを割ることが出来ない。一方の守備は、中盤と最終ラインが連動したディフェンスを見せロングボール主体の慶大の攻撃の芽を摘み取っていく。結局早大は前半だけで6本のシュートを放つなど優位に試合を進めながらも決め手を欠き、0−0で前半を終える。
後半に入ると慶大が盛り返し、早大は守勢に回る時間が多くなる。慶大は47、49分とFKからチャンスを作ると、その後もボールを支配し試合の主導権を握る。反撃したい早大だったが、時間が経つにつれ運動量が低下し始めると、ミスが増え攻守ともに精彩を欠いたプレーが目立つようになる。攻撃では前線の富山貴光(スポ2)にボールがなかなか収まらず、相手の攻撃に耐える我慢の時間帯が続く。すると引き分けがちらつき始めた86分、右サイドからのクロスボールをゴール前の16番・藤田に華麗なボレーで流し込まれ、0−1。終盤に痛恨の失点を喫した早大は、その後も得点できず悔しい敗戦となった。
またしてもライバル・慶大の前に屈し、今シーズン初黒星となった早稲田。それでも両者に力の差はほとんどなく、特に前半の試合内容からは今後に繋がる光明が随所にみられた。一つ一つのプレーの精度の向上、選手同士の連携の強化など課題は多いが、個々の動きは悪くなく、チームとしての完成度が上がれば十分に上位を狙える力を秘めている。今節の敗戦を糧に、次節こそは勝利を掴んでほしい。
関連URL
早大ア式蹴球部公式サイト
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