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2010/4/25[ア式蹴球部]

攻守とも『アグレッシブ』なプレーで3発完勝!!
関東リーグ第3節 法政大に3−0で勝利

 

ゴールラッシュの口火を切る先制点を挙げた鈴木隆司(商4)。

 
 

試合を決める3点目のゴールを決めた奥井諒(スポ3)。キレのあるドリブルで相手を翻弄。

 
早大
3
2-0
0
法政大
1-0

関東大学サッカーリーグ戦
第3節
早稲田大学×法政大学
4月25日(日)
多摩市陸上競技場



 4月25日、多摩市立陸上競技場にて関東大学リーグ第3節対法政大学戦が行われた。前節は慶應大に敗れ、今季初黒星を喫したア式蹴球部。目標に掲げる『優勝』に近づくためにも、連敗は避けたいところである。今節対戦する法政大学は、2節を終え早稲田と同じ1勝1敗。春の穏やかな日差しのもと行われた試合は、早稲田が終始相手を圧倒する盤石の試合運びを見せた。  

   早稲田は出場停止の野村良平(スポ2)に代わり、今季初先発となる山中真(スポ2)をボランチに起用。試合はいきなり4分。セカンドボールを拾った左サイドの奥井諒(スポ3)がドリブルで仕掛け、オーバーラップした幸田一亮(スポ4)にパスを供給すると、グランダーで中央に折り返す。これをゴール前に走りこんだ鈴木隆司(商4)が落ち着いて決め先制のゴール。鈴木は嬉しいリーグ戦初得点となった。この先制点で主導権を握った早大は、更に16分。鈴木が右サイドを華麗なドリブルで突破しゴール前にパスを送ると、小井土翔(教3)が体を張ってキープしつなぎ、最後は富山貴光(スポ2)が上手く合わせゴールネットを揺らした。その後も鮮やかなパスサッカーでボールを支配し、法大に反撃のチャンスを与えない。40分には奥井のドリブル突破から決定機を迎え、小井土が押し込もうとするが、相手GKに阻まれ追加点はならず。それでも、立ち上がりのゴールで勢いに乗った早大が2点リードのまま前半を終える。

 後半に入っても、早大の勢いは衰えない。すると、この試合3度目の歓喜の瞬間は55分。左コーナーキックを獲得すると、野田明弘(スポ4)の右足から放たれたボールは、ゴール中央の後方でフリーの奥井にピンポイントで繋がる。これを奥井が鮮やかなダイレクトボレーで突き刺し3−0。62分には法大に退場者が出て数的優位に立った早大は、その後も中野遼太郎(スポ4)が積極的にミドルシュートを放つなど貪欲に次の点を狙いに行く。また、前節終了間際に失点した守備もCBの小川諒(スポ4)らを中心に組織的なディフェンスで法大にチャンスを与えない。結局4点目は奪えなかったものの、無失点で守り切り3−0で終了のホイッスル。早大が今季2勝目を手にした。

 攻守ともにがっちりかみ合った内容での、観ていて気持ちの良い「快勝」だった。得点を挙げた鈴木、奥井の両サイドの活躍が目立ったように、ピッチを広く使った攻撃が有効で上手く機能していた。守備では、山中の中盤での潰しが相手の攻撃の芽を摘み、全体でも互いに声を掛け合い、90分間集中力を切らさなかった。チームが掲げる「アグレッシブなサッカー」が両面で体現されていた会心の勝利と言えるだろう。チーム状況も上向きで、この勝利を機に一気に波に乗っていきたい。次節からは中3日での2連戦となる。良い雰囲気を持続しつつ、更にチーム力を高めて連勝を期待したい。

関連URL
早大ア式蹴球部公式サイト

(TEXT、PHOTO=岡崎聡)
 


 
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