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棒高跳で2位となった笹瀬弘樹(スポ3)。 昨年の4位から順位を2つ上げた。
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大会二日目に行われた棒高跳には、笹瀬弘樹(スポ3)、土井翔太(スポ2)、安藤大地(政経2)の三選手が出場。コンディションを見て「今日はいけると思った」という笹瀬は、5m40を2回目でクリアし早々と表彰台を確定させると、自己タイ記録となる5m50も2回目で成功する。すると、この高さで優勝候補の澤野(千葉陸協)で脱落し、優勝争いは鈴木(チームミズノ)との一騎打ちとなる。しかし、後半に入り「脚がダレて走れなくなった」という笹瀬は持ち味の助走が崩れ、続く5m60を三回とも失敗。鈴木もこの高さを超えられなかったものの、試技数の差で鈴木が優勝、笹瀬は2位となった。今大会を振り返り、本人は「力不足。(2位という結果も)タナボタ」と手厳しい評価。助走のための脚力を鍛え直し、秋こそは目標の5m60越えを狙う。
また、地元・香川での凱旋試合となった土井、安藤の両選手はともに記録は5m00に終わったもの、試技数の差で土井が8位入賞、安藤が12位となった。
OBの竹澤健介(H21スポ卒)ら日本長距離界の有力選手が集結した5000m。早稲田からは三人が出場し、矢澤曜(教3)の12位が最高だった。大会前「自分からチャレンジする走りがしたい」と語っていた矢澤は、400mをトップで通過するなど言葉通り序盤から積極的なレースを展開する。しかし「前半頑張り過ぎた分、後半固くなってしまった」と本人が話すように、次第に後退。それでも、最後まで上位集団に食らいつく健闘を見せ、学生では2番目となる12位でゴールに飛び込んだ。春先のケガの影響で練習が十分に積めず、現在も痛みと相談しながらの状態だという矢澤だが、レース後半に見せた粘りは地力がついてきている証拠。今大会で感じたトップ選手との差や課題を胸に、より高いレベルを目指し今後の練習に励んでほしい。
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