WasedaWillWin.com
 
2010/11/13[ア式蹴球部]

先制するも、セットプレーからの2失点で悔しい逆転負け
関東リーグ第21節 順天堂大に1-2で敗戦

 

スタメン出場の皆川翔太(スポ4)。2試合連続ゴールはならずも、オウンゴールを誘発した。

 
 

途中出場の渡部雄史(スポ3)。

 
早大
1
0-0
2
順天堂大
1-2

関東大学サッカーリーグ戦
第21節
早稲田大学×順天堂大学
11月13日(土)
フクダ電子アリーナ



 11月13日、フクダ電子アリーナにて関東大学リーグ第21節対順天堂大学戦が行われた。前節は法政大学に1−1で引き分け、残り2節を残して目標としていたインカレ出場の可能性が消滅してしまったア式蹴球部。目標達成はならなかったものの、最後まで名門「ワセダ」としての意地とプライドを見せてほしいところである。6位の順天堂大学との対戦となった今節は、1点を争う接戦となった。  

   前節に続いて、U-21日本代表としてアジア大会に出場中のエース富山貴光(スポ2)を欠く早大は、2試合連続で皆川翔太(スポ4)をスタメンに起用。先制し流れを引き寄せたいところだったが、立ち上がりから順大の高い位置からの素早いプレッシャーに苦しむ。中盤以降もロングボールで相手の隙を狙いゴールを目指すものの、なかなかフィニッシュまでもっていくことが出来ない。やっと30分にカウンターから柿沼貴宏(教3)がドリブルで持ち込み、チーム1本目のシュートを放つが枠を外れ、ゴールはならず。結局早大は、前半のシュートはこの1本のみに終わり、両チームともに大きなチャンスを作れずに前半を終えた。

 後半開始早々、前半ゲーム全体に漂った閉塞感を打開したのは早大だった。47分、右サイドの松井亮大(スポ3)のクロスを中央の奥井諒(スポ3)が受け、そのままドリブルで持ち込みシュート。これをゴール前の皆川がしっかり詰めると、ボールは相手DFに当たりゴールに吸い込まれ、相手のオウンゴールで早大が待望の先制点を挙げた。この得点を機に、試合を優位に進めたいところだったが、その後は徐々に順大が本来のペースを掴み始める。早大は守勢に回る時間が増え、小川諒(スポ4)と畑尾大翔(スポ2)の両CBを中心にギリギリのところで凌いでいくが、67分。右CKから9番・岡本に同点ゴールを決められ、ついに試合を振り出しに戻されてしまう。更に75分には、CKから今度は早大の守備陣のミスによりオウンゴールで1点を献上し、1−2。逆転を許した早大は80分、野田明弘(スポ4)の右CKのボールに小川が得意のヘディングで合わせるも、ボールはクロスバーを直撃し得点は奪えず。その後も、奥井の積極的な仕掛けや途中出場の白井豪(スポ2)の飛び出し、終盤には小川を前線に上げるパワープレーなどゴールへの執念を見せるものの、同点ゴールは生まれず無情にも試合終了のホイッスル。先制しながらも、セットプレーからの2失点で悔しい逆転負けとなってしまった。

 前節にインカレ出場の可能性がなくなり、消化試合となったこの試合。選手達もモチベーションが上がりきらなかったせいか、攻守ともにワセダらしいアグレッシブなプレーが出せずに90分間が終わってしまった。次節も消化試合ではあるが、チームにとっては今シーズンの最終戦となる。セットプレーから失点した守備の修正といった戦術面の確認はもちろんのこと、古賀聡監督が今季掲げた『戦う集団ワセダ』としての姿勢を今一度思い出し、2010年度シーズンを勝利、そして笑顔で締めくくって欲しい。

<11月20日は、ア式を応援に西が丘へ!!>
4月に開幕したリーグ戦も次節がついに最終節。チームにとっては今シーズン最終戦、4年生にとってはワセダでのラストゲームとなります。11月20日(土)は西が丘サッカー場に足を運んで、ワセダの選手達への大きな声援をお願いします!!
【関東大学リーグ最終節】
対戦:早稲田大学vs流通経済大学
日時:11月20日(土) 13:50キックオフ
場所:国立西が丘サッカー場(都営三田線「本蓮沼」駅から徒歩8分)

関連URL
早大ア式蹴球部公式サイト

(TEXT、PHOTO=岡崎聡)
 


 
WasedaWillWin.com HOMEへもどる