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2011/4/28[硬式野球部]

慶應2連勝。勝ち点を手にする。
慶應法政二回戦  


 

 初夏の陽気の中、白熱した投手戦が展開された

 この日の2試合目は慶應対法政2回戦。慶應は4番伊藤隼太の本塁打など追加点を積み重ね、7-2と法政に連勝し勝ち点1を手に入れた。

 慶應は早くも1回表、1番辰巳智大、2番金田将賢が出塁し3番山崎錬が四球で無死満塁とすると、この好機に4番伊藤がライト線よりの適時打を放ち2-0と先制に成功する。法政の先発三上朋也は続くピンチの中、三者凡退と傷を最小限に抑えた。
反撃の狼煙をあげたい法政は2回裏、1死2塁の場面で6番原田直輝が左前打を放ち2-1。続く7番河合完治8番岩澤寿和が四球で出塁し1死満塁、あわや同点かと思われたが9番三上朋が2ゴロでダブルプレー。法政は流れを引き寄せることができなかった。

  やはり良い流れは慶應にあるのか直後の3回表、3番山崎錬が左前打で出塁すると4番伊藤が今度は2点本塁打を放ち4-1。法政をつき放す。
法政も3回裏、1番建部賢登が意地の本塁打を見せるも4回裏以降、慶應田村圭、白村明弘、福谷浩司の好継投を前に得点を追加することができなかった。
逆に慶應はその後3点を追加し、終わってみれば7-2と5点差で法政に勝利した。
法政は投手を先発三上から吉越亮人、北山史也、三嶋一輝と繋ぐも打撃陣が安打数4と振るわず、勝利することはできなかった。

 

 慶應の4番伊藤が絶好調だ。1回表先制のチャンスに2点適時打、そして3回には試合の流れを決定づける今季3本目の本塁打が飛び出した。この試合5打席4安打と4番としての役割をきっちり果たした。打率順位も現在2位と好調さが伺える。

 第三週を終えて現在、慶應が勝ち点2で首位に座るも4校が勝ち点1とまだまだどのチームにも優勝の可能性が残る。
第4週以降、各校の優勝をかけた戦いが楽しみである。

 

 

(TEXT=磯綾乃)
 


 
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