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2011/8/28〜8/31[野球部]

 




8月28日(日) 対JR東日本 JR東日本グラウンド 
8月28日(日)、関西遠征から中1日で迎えたJR東日本との一戦。早大ナインはどうにかくらいつこうと、ところどころに勝ちにこだわるプレーを見せたが投、打、守で力の差を見せつけられ0-8で敗北した。
 

 

 
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早大
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0
0
0
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0
JR東日本
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2
2
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2
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8
 
 早稲田の先発は小山田拓夢(スポ2)。初回、いきなり先頭打者に右前に返されると2番打者に四球を与え、無死一二塁。さらに3番が犠打でつないで一死二三塁とされると4番5番に連続安打を放たれ、2点を失った。6番打者を遊ゴロ併殺打に打ち取りこの回を切り抜けるが、苦しい立ちあがり。2回も安打と四球で一死一二塁に走者を背負うと、佐々木孝樹(スポ3)が俊足をいかしてセンター方向への大きな当たりを好捕し小山田を助けるも、続く打者に中前適時二塁打を放たれ更に2失点を喫した。3回には高橋哉至(人科4)がマウンドを引き継ぐが、二死まで持っていったものの死球で走者を出すと相手打線につながれ、こちらも2失点。4回から登板の塚田晃平(社学4)も5回に2失点で点差を広げられた。打線は4回、土生翔平(スポ4)と杉山翔大(スポ3)の安打でつくった一死一二塁の好機に中村奨吾(スポ2)が左前安打を放つも、本塁生還を試みた杉山が左翼手からの好返球に阻まれ得点につながらない。この回以降はこの日初めての四球を与えられた7回を除いては三者凡退に倒れ、0-8での敗戦となった。

社会人チームを相手に勝ち星をあげることは容易ではないが、勝てば秋への大きな自信につながる。敗戦の悔しさを更なる勝利への執念へ変え、次戦に臨む。

 

8月29日(月) 対東京ガス 東京ガスグラウンド 
 8月29日(月)、この日は東京ガスとの対戦。先発の大野健介(社学4)が6回4安打1失点の好投で流れをつくれば、打っては土生翔平(スポ4)が3打数2安打1打点の活躍。守りの柱、攻撃の要の4年生がチームを引っ張り3-3の引き分けに持ち込んだ。

 

 
1
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早大
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1
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0
0
1
0
1
0
3
東京
ガス
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0
0
0
0
1
1
1
0
3
 
大野健が東京ガス打線を相手に初回を三者凡退に抑えると直後の2回、この回先頭の土生が左前安打を放つ。迷うことなく一塁を蹴り二塁へスライディングして、無死二塁。主将のつくった好機から打線はつながりこの回に先制した。さらに大野健が2回以降もテンポよくアウトを重ねると「今日は何かが違う―」とチームは自然と盛り上がり、流れを掴む。6回には、二死二塁の好機に土生が右前適時二塁打を放ち、追加点。その裏、二死二塁から相手5番代打が放った三塁線への際どい当たりがフェアとなり大野健は1失点を喫するも、最少失点で後続にマウンドを託した。7回には2番手の丸山達也(スポ2)が1失点を喫し同点に追いつかれるが8回表には相手投手が崩れ、再び早稲田リードに。このまま勝利を掴みたかったが8回裏、今夏、1軍戦初登板の有原航平(スポ1)が2死から本塁打を放たれ3-3で同点。9回は両チーム無得点でそのまま引き分けとなった。

勝利までは一歩手が届かなかったが、エースと主将がみせた意地がチームを"流れ"にのせた。この日つかんだ手ごたえを次は勝利につなげたい。

 

8月31 日(水) 対明治安田生命 早大グラウンド 
8月31日(木)、明治安田生命との対戦に臨んだ。先発の高梨雄平(スポ1)から4人で継投した投手陣が踏ん張ったものの、打線がつながらず0-2でむかえた9回裏。早大打線は最後の粘りで同点に持ち込んだが、なお一死満塁から土屋遼太(教1)の右飛でタッチアップした三塁走者の佐野直音(スポ4)が本塁憤死と惜しくも勝ち越しはならず、2-2での引き分けとなった。


 

9回裏、中村奨吾(スポ1)が反撃の起点をつくった。

 

 
1
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明治安田生命
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1
0
1
0
0
2
早大
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0
0
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0
2
2
 
東京ガス戦ではエースの大野健介(社学4)が自らのピッチンングで試合の流れをつくった。それに続こうとこの日先発の高梨はテンポよくとはいかないまでも粘り強くアウトを重ね、4回までを無失点で切り抜ける。5回、二死三塁から相手1番に右前適時打を放たれ1失点を喫するも、前々日の大野健と同じく最少失点で後続にマウンドをつないだ。2番手の有原航平(スポ1)が7回に味方の守備でのミスもあり1点を失うが、続く丸山達也(スポ2)、塚田晃平(社学4)が8、9回を無失点に抑え、点差を2点にとどめる。投手陣の踏ん張りにこたえようと早大打線が持ち前の粘りをみせたのは9回。この回先頭の中村奨吾(スポ1)が左越二塁打で出塁すると櫻庭啓修(社学4)と佐野が安打でつなぎ1点を返上。さらに犠打と敬遠で一死満塁となったところから四球をもらい、押し出しで同点に。だが、なおも一死満塁から土屋の右飛でタッチアップした三塁走者の佐野が本塁生還ならず、勝ち越しはならなかった。

あと1点が遠かったが、社会人チームを相手に2戦連続で引き分けとくらいついてきた。予定されているオープン戦残り3試合はすべて大学生との対戦。これまでの夏の戦いを経て成長した早稲田大学野球部に期待だ。


※次回は第5回9月2日(中央大戦)、3日(城西国際大戦)、4日(青山学院大戦)試合レポートをお送りします。


関連URL
早稲田大学野球部公式サイト

(TEXT=平尾実夏、PHOTO=磯綾乃)

 


 
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