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2011/10/15[硬式野球部]

7回に逆転を許し、5-7の僅差で敗戦
法大1回戦


 

打線が奮起しただけに投手陣が本来の力を見せれば2、3回戦連勝での勝ち点1も見えてくる。

 

 
1
2
3
4
5
6
7
8
9
早大
0
4
0
0
0
0
0
0
1
5
法大
2
1
0
0
0
0
3
1
0
7
 

 秋季リーグ戦第6週、この時点で2位の早稲田は3位法政とのカードを迎えた。譲れない勝ち点1に向け勝利で勢いにのりたい早稲田であったが、7回に逆転を許すと1回戦は惜しくも5-7の僅差での敗戦となった。

 早稲田先発はエースの大野健介(社学4)。初回、いきなり法大1番中尾孝に左前安打を放たれると2番岩澤寿和を死球で出塁させ無死一二塁。さらに3番多木裕史の犠打で一死二三塁から4番伊藤諒介を三振に抑えるも5番長谷川裕介に四球を与え二死満塁に。続く6番原田直樹に中前適時二塁打放たれ、法大に2点の先制を許した。
 だが2回、早稲田は先頭の5番地引雄貴(スポ3)が内野安打で出塁すると相手バッテリーミスの間に進塁して無死二塁。そこから6番渡邊侑也(スポ4)、7番松本歩己(スポ4)も内野安打で続いて無死満塁の好機をつくると、8番市丸大介(教4)が中越適時二塁打を放って同点。なお無死二三塁から9番大野健が右前適時打で続き、勝ち越すと、さらにこの回1点を追加して4-2と早々に初回失点の悪い流れをはねのけた。その裏、法大主将の9番難波真史が意地を見せソロ本塁打で1点を返すも、3回以降は早稲田リードのまま試合が進む。
 しかし7回に大野健からマウンドを託された丸山達也(スポ2)が法大打線につかまった。二死一三塁から7番伊藤慎悟に左方向へ走者一掃の大きな当たりを放たれ勝ち越されると、さらになお二死二塁から8番三上朋也に中越適時打を放たれ2点のリードを許す。 丸山に代わって高橋哉至(人科4)がマウンドに上がりこの回を切り抜けたが、その高橋哉も続く8回に二死三塁からバッテリーミスの間に1点を失い4-7とリードを広げられた。終盤での逆転という苦しい展開に持ち込まれた早稲田は9回に1点を返すも、5-7とわずかな差で1回戦を落とすかたちとなった。


好調の法大先発・三上朋投手から、打線が9回13安打5得点を挙げただけに、投手陣が本来の力を発揮できていればと悔やまれる試合であったが、2、3回戦連勝を信じるのみ。現在、明大が勝ち点4を挙げ残るは東大戦のみとリーグ戦優勝に王手をかけているものの、「絶対に悔いは残さない」と戻ってきた神宮の大舞台で早稲田が明日も熱戦を繰り広げてくれるはずだ。

☆法大2回戦は、明日の第一試合(10時〜)です。

(TEXT=平尾実夏)

 


 
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