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上形洋介(スポ4)のゴールで会場は大いに盛り上がりを見せた |
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的確なボールさばきで試合の流れを作った近藤洋史(スポ4)
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関東大学サッカーリーグ戦 第7節
早稲田大学×慶応義塾大学
5月6日(祝)
味の素フィールド西が丘
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前節明大戦から中2日の試合になった第7節慶応大戦が5月6日、味の素フィールド西が丘にて行われた。この日はGW最終日、また集中応援日とあって小雨の降る肌寒い曇天の中、多くの声援が飛ぶ伝統の一戦にふさわしい模様となった。それに後押しされた早稲田は上形洋介(スポ4)の2本で慶応に2-0と快勝。リーグ戦制覇へ大きく弾みをつける結果で終えた。
前半は一方的に早稲田が主導権を握る展開になる。前半3分、近藤洋史(スポ4)のコーナーキックのこぼれ球を奥山政幸(スポ3)がミドルシュートを放つ。惜しくもボールは右にそれるも、これを皮切りに縦横への正確なパスワークで慶応に果敢に攻め入った。加えて田中進之介(スポ4)を中心にサイドへ展開して切り込む相手を前に鉄壁な守り。終始早稲田は相手サイドでボールを動かした。見事に攻守がかみ合っていたが、決定打を欠いて0-0で折り返す。
試合が動いたのは後半。後半18分、近藤(洋)の右からのサイドチェンジの球を近藤貴司(教4)がヘディングで折り返し、上形につなぐと振り返りざまにシュート。絵に描いたようなゴールに観客が湧いた。待望の先制点で勢いに乗った早稲田は続く41分にも近藤(洋)のコーナーキックを上形が押し込んで2点目。この追加点で試合を決定づけた。途中慶応のカウンター攻撃などでひやひやする場面もあったが、守護神松澤香輝(スポ4)が冷静にセーブし、試合終了。2-0、全員攻守を掲げる早稲田の持ち味が光る試合となった。
リーグ戦3位につける早稲田は4位で追う慶応に対し、過去2年間負けなし。しかしリーグ戦制覇に向けて負けられない早稲田にはプレッシャーのかかる試合だった。この重圧を跳ね除けたのはリーグ戦得点ランキング上位につける上形の2本のゴール。早稲田を勝利に導いた。またこの活躍により上形はベストヒーロー賞に選出された。次節は流通経済大戦。勢いそのままに勝ち進めてほしいところだ。
関連URL
早大ア式蹴球部公式サイト
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