第91回関東インカレの選手インタビューを掲載いたします。
※このインタビューは2日目終了時に行われたものです。
浦野晃弘主将(スポ4)
▽400m
予選4組 49秒15 (1着)
準決勝2組 47秒75 (5着)
▽4×400mR
予選1組 牧野−木村−浦野−野澤 3分08秒17 (1着)
決勝 牧野―竹下―浦野―野澤 3分08秒64 (1位)
――レースを振り返って
結果としては準決勝で落ちて、タイムも全然でないっていう状況でした。チームとしても僕が主将という立場で勢いづけなければならないですし、そういう思いをインカレで出すのは当たり前なんですけど、そればっかりに気を取られてしまって。自分のレースだったりってことを全く考えられなくて、冷静になれずにただただ落ちちゃったので絶望でしたね。ゴールした瞬間はやっぱり絶望的でした。
――左脚にテーピングが見受けられましたがその影響は?
違和感がありはしたんですけど、自分の中では気にしてなかったのであんまり関係はないです。ですけど、やっぱり色々な面で一歩引けてたのかなと。
――気持ちの面で自分自身に集中できなかったということですか?
そうですね、「この大会だから、主将だから、頑張っちゃおう」とかそういうのが…。でも第一はやっぱり力がないってことなんですけど。本当に自分に集中できないっていうのがありました。
――過去3年間の関東インカレでは決勝行きを決めていただけに悔しさも大きいのでは。
そうですね。この大会は僕の気持ちの中で結構相性悪いんですけれど、でも今年はキャプテンという立場で、やっぱりそこにかける想いも強かったんで、タイムどうこうというより勝ちたいなというのがありました。こういう結果になったことに関してはすごく残念です。
――ではマイルについて。予選は1着での通過となりました。 シーズンベストでの1着だったんですけど、1年生(木村賢太、スポ1)が2走でいい走りをしてくれて、アンカーの野澤(啓佑、スポ3)もかなりいい走りをしてくれました。あれだけのタイムでゴールできたっていうのは良かったなと思います。
――ことしは大物の新入生が入りましたね。 そうですね。これからが楽しみです。でも今日走ったやつも僕ら自身ももう一皮いけると思うので、やっぱり早稲田記録は狙っていきたいです。
――では最後に日本選手権に向けて目標をお願いします。
もうオリンピック選考最終ということで後がなくなっちゃったんですけど、やっぱり最後の最後までずっと諦めないでいきたいです。そこでオリンピックを決めたりしたら早稲田の流れが変わると思いますし、絶対いい形になると思うので、そこは主将としてもありますし、自分自身が今後陸上を続けていく上でもここで一番やりたいなっていう感じです。
九鬼巧(スポ2)
▽100m
予選4組 10秒44 (1着)
準決勝1組 10秒60 (2着)
決勝 10秒50 (2位)
▽4×100mR
予選1組 北村―九鬼―竹下―林 40秒29 (1着)
決勝 竹井―九鬼―竹下―林 39秒62 (1位) ――レースを振り返って
そうですね、山縣(慶大)が準決勝で棄権になってしまったので、心残りもありますけど、とりあえずは良かったかなと。準決勝からは飯塚くん(中大)と一緒だったのですが、高校時代から一緒に走らせてもらってて、彼が後半来るのは分かっていたので、準決勝で少しでもいいから勝ちたいと思っていたけれど最後交わされてしまって。悪い流れを作ってしまったかなっていうのはあったので、それが反省の部分ですね。でも、目標にしていた表彰台には立てたので、そこは目標達成できたかなと思っています。
――スタートに関してはいかがでしたか?
スタートは良かったようには見えたんですけど、でも先生からはやっぱり「まだまだ」と指摘していただいて。学生の中では良かったかもしれないですけど、今回は「次の日本選手権を見据えて」という課題を先生からもらっていたので、今日はちょっと勝負にこだわって力を出しすぎたなっていうのはありました。
――4継では予選1着での通過となりました。
そうですね。でもバトンが全然上手く通らず、記録が40秒かかってしまって。去年とはまた全然流れが違いますね。悪い流れが来ていると思うので、ここは本番(決勝)まであと一週間あるのでしっかりと調整して課題をちゃんと克服してからいきたいと思います。表彰台に乗りたいので。 ――決勝での目標タイムは 39秒5前後が優勝タイムになってくると言われているので、今のチーム状況ではタイム的にそこが目安になってくると思います。あとはやっぱ勝負なので、その中でまずはバトンをきっちりやらないと勝てないので、そこが一番課題ですね。
――日本選手権に向けて ここまでずっといい感じに来られていて、日本選手権にも初出場できるので、まずは決勝進出を目標にしたいです。代表レベルの先輩たちとは織田幹雄記念国際大会の時も一緒に走らせてもらったんですけど、やっぱりそういう方たちと肩を並べて走るためにもまずは決勝でしっかり走れるようにしたいと思います。
|
1/2 |
関連URL
早稲田大学競走部公式サイト
|