前週行われた慶大戦では序盤から慶大に主導権を握られてしまった早稲田であったが、今試合は慶大戦時と打って変わって序盤で早稲田が主導権を握ることに成功した。
開始早々の前半2分、WTB廣野晃紀(社学4)が先制トライを決める。その後も日大陣内でのプレーが続き11分に今試合のゲームキャプテンを務めるFL金正奎(教4)がトライを決めて12-0。
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必死の形相でトライを決めるFL金 |
さらに今試合2トライ目をWTB廣野が決めて0-17とするも、ここから少しずつ日大が反撃を仕掛けてくる。ついに前半34分、日大にトライを許し17-5とされてしまう。 前半残りわずかとなった38分、CTB飯野恭史(商3)がトライを決め、さらに日大を引き離すことに成功し24-5で前半を終えた。
そして迎えた後半戦、試合開始直後0分にFB滝沢祐樹(先理2)がトライを決めて、31-5。ここから日大の猛攻を受ける。後半13分、日大にトライを奪われ31-10に。
追加トライを奪おうとさらに攻め込んでくる日大。 攻めあぐね、自陣でのプレー時間ばかり過ぎる早稲田という状態が続く。
結局、そのまま試合終了を迎えた。
試合終了後、ゲームキャプテンを務めたFL金は「(収穫は)ない。練習でやってることが出来ていない。」と今試合に全く満足していなかった。
慶大戦同様、自陣でのプレーをなかなか切ることが出来ず、攻め込まれると力を発揮することが出来なかった早稲田。また、今試合はラインアウトがかみ合わず相手に奪われてしまうことが多かった。 そのため試合直後からFW陣がラインアウトの練習を重ねる姿が見受けられた。
春季に残る試合も残りわずかとなってきた。なかでも今月30日に予定されている王者帝京大学との一戦は負けられない。
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早稲田大学ラグビー蹴球部公式サイト
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