春シーズンの締めくくりとして行われた帝京大学との一戦。
前半3分、相手陣内に攻め込んだ早稲田は、CTB坪郷勇輝(商4)のゴール右隅へのキックパスに反応した荻野岳志(先理3)がトライを決め先制点を奪うことに成功して5−0。
その後は、帝京大に攻め込まれ自陣でのプレー時間ばかり過ぎていく展開に。 前半30分にペナルティからクイック・リスタートとなり帝京にディフェンスの隙を突かれてトライを許す。コンバージョンも決められてしまい5−7。
前半終了間際ラインアウトミスから帝京に主導権を握られてしまい、ゴール前のラックから帝京にトライを決められてしまう。前半は、帝京のコンバージョンが決まり、5−14となったところで終了した。
後半が始まり、帝京ボールのラインアウトからボールを得るも、ラックから帝京に持ち出されトライを許し5−19に点差が開く。
帝京のペナルティから攻撃のチャンスを得た早稲田は、そのまま展開しWTB荻野が今試合2トライ目を決める。直後のコンバージョンも成功し12−19に。
後半25分ラインアウトからモールになるとSH岡田一平(スポ2)が抜け出しトライを決め、17−19の2点差に詰め寄る。
後半終了間際に相手にPGを決められ、17−22でノーサイド。5点差だった。
「(春の初期に比べて)コミュニケーションがとれてきた」とFB廣野晃紀(社学4)は今試合の収穫を上げた。だが、「チャレンジャーとしてもっと後半も攻め続ける姿勢っていうのは必要なんじゃないか」とWTB荻野が課題を口にしたように後半もう1トライ獲れるチャンスがあったにも関わらずそれをものにできなかったのは、今後の課題として取り組んでいかなければならない。
もうすぐやってくる鍛錬の夏、「タックル、コンタクトの強さっていうのをどんどん鍛えていきたい(SH岡田)」と夏に向けて個々の課題も見えてきたようだ。9月15日の日体大戦から始まる秋シーズンの活躍に期待したい。
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