山本修平(スポ2)
◇63分12秒(10位)
――レースを振り返って
調子が良くなく、順位も3位以内に入れなかったので悔しいですね。
――前半は積極的にレースを引っ張っていたと思うのですが。
そうですね、早い段階で抜けてしまおうと思っていたんですけど、思ったよりも走れなかったので、まだまだかなと思いましたね。
――福岡クロカンを終えてからの移行は
今後トラックシーズンも考えていますので、今後の事を考えるなら、福岡も出て調整しないと行けないと思っていましたので、そこで出て、そのまま立川も狙って行こうと思っていたんですけど、疲れもあってそんなに甘くなかったかなと思いました。
――レースのポイントとなったところは
ラスト5キロの公園内入ってからです。アップダウンもあって飛び抜けたりした選手も出ていましたので、最後の5キロが勝負になったかなと感じましたね。
――トラックシーズンに向けて
これでロードが終わりますので、次はトラックで借りを返したいと思います。
――目標は
世界陸上を狙って行きたいと思います。
田口大貴(スポ2)
◇63分16秒(3位)
――レースを振り返って
今日はレベルの高い試合ということはあらかじめ分かっていたので、他大の主力の選手たちと自分の力がどれくらいなのかを知るという事を目的に持ってやった結果、自分の今の実力がどの程度なのかっていうことが分かったので良かったかなと思います。
――描いていたレースプランは
自分のつける限り先頭集団の方について、どこまで本当にできるかという挑戦する気持ちだけは忘れずに走ろうと思っていました。
――序盤から先頭集団でレースを進めていましたがどこで勝負しようかなどは考えていましたか?
今回に関しては選考がかかっていて、どこでスパートをかけようかということは分からないので、いつ仕掛けられてもいいように、レースの流れにうまく対応できるように、いつでも行けるような心構えだけはしていました。特になにか決めてたことはないですね。
――実際のレースはどのあたりから動きましたか?
10キロ手前くらいから1回動き始めて、そのあと何キロごとという感じではないんですけど、数回いろいろとレースに変化がありました。
――今日のタイムに関してはいかがですか?
タイムに関しては満足してます。自己べストですし、3分台で走れたので自分の力を出し切ったかなという実感はあります。でも順位的に、最後の競り合いとかそういったことを考えると集団の中に最後まで残れなかったというのがまだまだ自分の力不足だなと考えるところもあります。
――集団から離れた?
離れましたね。後半最後の方の変化には対応しきれなかったので、そこが課題っていうことですね。僕自身そこまでいけなかったのはすごく悔しいですけど、でもそこはもう自分の力がなかったっていうだけで、次はしっかり最後までレースの争いをできるような力をつけていけばいいだけの話なので。それが課題として見えたことも収穫かなと思います。
――集団から離れたのはいつごろですか?
17、18キロくらいですね、本格的に離れたのは。17キロ過ぎくらいで少しずつ離れ始めていたと思います。実際に何キロだったかはちょっとわかんないんですけど大体感覚的にはその辺でしたね。 ――具体的につらくなった部分はありますか?
やっぱりまだ脚が動かなかったです。(その理由としては)やっぱり後半そういう何回も仕掛けがある中で対応できる身体がまだ作れていないっていうことが挙げられるんじゃないかなと思います。
――次の目標は何ですか?
これからトラックシーズンに入るのですが、あくまで駅伝を見据えた上での取り組みとしてのトラック、というふうに今年は考えていこうかなと思っています。具体的な数字を挙げるとするならば、10000mの28分台はほしいかなというふうに思います。でもそこまで28分台を必ず出さなきゃいけないとかそういうところにこだわるのではなくて、とにかくひとつひとつのレースを大事にして、うまく駅伝につながっていくような、そういった意味でのトラックの結果を自分で出していけたらいいかなと。それが28分台だったら最高かなと思います。
高田康暉(スポ1)
◇63分26秒(16位)
――レースを振り返って ロードシーズン最後だったので、上で、1ケタ順位を狙いたかったんですけど、今の力はこんなもんだなという感じでした。
――具体的には やっぱりまだ先頭集団で戦う力がなかったという事ですね。疲労があるないというのはみんな一緒なので、その中でまとめはしたんですけど、先頭集団で戦う事ができなかったので、これが今の自分の力なんだなと思いました。 ――前半から積極的に攻めたいとおっしゃっていましたが。
14、5キロまで行って離れたので、やっぱり疲れているなというのはありました。 ――1週間前の福岡クロカンの疲労もあったのでは? そうですね。福岡クロカンの前も実業団で合宿がありました。その合宿は修平さんと志方さんとご一緒させていただいたんですけど、すごく良い練習が出来ました。その練習の出来からしたら(今日の結果は)まだまだですけど、去年の上尾だとか全日本とかでは「自分のやっていることを出せていない」と監督やコーチから言われていた中で、今回はまだ練習でやっていることを完全には出せていないけれど、振れ幅が小さくはなってきているとは思っています。どこがどう悪いかっていうのも分かって来たので、これから少しずつ改善したいと思います。早稲田にはトラックでも活躍したいと思って入ってきたので、1年目の反省を踏まえて、関カレとかユニバもあるので、早稲田代表で出るからには入賞も狙っていきたいなと思います。 ――ユニバーシアードも狙っているのですね。 狙っているというか、出たいという気持ちはあるんですけど、今のタイムではそこに達する程の力はないです。でもやることはやれているんで、あとはしっかり結果を出して。まずはしっかりタイムを出して、4月5月上手く入りたいなと思います。
――今日のレースでは柳選手に1秒差で先着しましたが、それについては
15キロ前後位はきついというか本当に動かないっていう感じだったので、そこに柳が来てくれて、「頑張るぞ」って言ってくれて、一緒に引っ張ったり引っ張られたりっていう感じできました。仲間心ではないですけど、僕も柳も調子が完璧ではなかった中で、そういうのでやって来られているので、それが良いチームワークみたいな感じなのではないかなと今日はそういう面ですごく感じました。勝ち負け関係なく、一緒に他の大学を追えたって言う事が嬉しいというか、良かったです。
――普段から励まし合いながら練習されているのですか?
柳とは仲悪いわけでもなく仲良いわけでもなく、普通なんですけど、そんな中で練習ではまた別で、こういうレースでもそういうふうに出来ています。1年目を考えても、柳の方が力が上ですし、でもお互いもっと上で戦わなきゃいけないという気持ちでやっています。
――今回の収穫は
神奈川ハーフでも勝てはしなかったですけど、まとめられて、今回もしっかりまとめられているので、収穫としてはしっかり走るっていう事が収穫なんですけど、本来の自分が立ちたい位置からはまだまだ遠いんで、大迫さんとか山本さんに練習からしっかりやって手が届くようになりたいなと思います。
――次のレースは
まだ決まってないですね。これから早稲田と明治の合同合宿があって、その後の調子で決まってくると思うので、まだまだ分からないですけど、どのレースに出てもしっかり13分、28分を出せるようにしたいです。
柳利幸(教1)
◇63分26秒(17位)
――レースを振り返って 前半は先頭集団に、特に山本修平さん(スポ2)に出来るだけついて行こうと思っていたんですけど、千葉クロカン終わって2、3日後から1週間くらいちょっと脚の調子が良くなくて、練習ができませんでした。そこからまたAチームで練習をして、このレースに臨んだので、そこそこの結果は出たのではないかなと思います。
――目標タイムはありましたか? Aチーム全体としては63分30秒以内にどれだけ入れるかという課題があったので、とりあえずその課題はクリアできました。自分としては、ラストで高田に競り負けたので、そこはやっぱり自分が高田を差し置いて箱根を走った訳ですし、もう少し頑張れたらなというのはありました。 ――高田選手とは日頃どのようなやりとりを
やっぱり僕らが引っ張っていかなきゃいけない立場なので、積極的に練習でも大会でも互いに勝てるようにという高い意識を持とうというふうにやっています。
――今日のレースプランはどのように描いていましたか?
自分の楽なペースではなくて、最初から先頭集団について行って、そこからどれだけ自分のペースで粘れるかというレースを考えていました。後半しっかり粘れたところがあったと思うので、そこは自分の力になったと思います。 ――以前、「15キロ過ぎの粘りが課題」とおっしゃっていましたが、改善できたのですね。 そうですね。15キロくらいはまだ全然粘れていました。あとは全体的なスピードというか、刻んでいくのをもう少し速くできたらなと思います。 ――実際のレース展開は 最初から最後まで先頭集団で食らいついていきたかったんですけど、練習不足なところもあって、身体が上手く動かないところもありました。でも途中から前に三浦がいて、彼は初ハーフだったので、それに負けないようにと思って後半粘れました。
――次のレースは
3月は合宿期間に入るので、4月の六大学から始まって、記録会とかインカレですね。
――目標を ハーフでそこそこの結果を出せたので、次はトラックで自己ベストをどんどん更新していって、インカレで入賞したり、10月からの駅伝でちゃんと走れるように練習を積みたいと思います。
三浦雅裕(スポ1)
◇63分31秒(20位)
――レースを振り返って 目標が64分だったのでそれを切れて良かったですね。
――レースプランはどのように考えていましたか?
先頭についてどこまでいけるかっていうことを考えてて、もしたれたら粘る走りをと考えていました。後半粘れたって言えるかはわからないですけど、一応はできたので良かったです。
――序盤から先頭集団にはつけましたか?
はい、そうですね。
――先頭集団には何キロくらいまでついていけましたか?
14キロくらいまではいったんですけど、そこから離れて。でもそこで粘ることが多少できたのでそれは良かったです。
――集団から離れてしまった原因は何だと思いますか? やっぱり僕の力不足ですかね。
――自身初のハーフマラソンでしたが感想はいかがですか?
長くて、しんどかったです。
――初ハーフで63分台という結果についてはどうですか?
結果を出せるという自信はあったので、想定通りというかそういう走りができたと思います。
――今日の走りに点数をつけるとしたらどのくらいですか?
60点くらいですかね。残りの40点は離されてからの粘りです。
――今日のレースで得た収穫は何ですか?
他の大学の主力の選手と同じ力というまではいかないですけど、差があったのが少しずつ縮まってきたのかなという感じはしましたね。それが今回得た収穫です。
――逆に何か課題を挙げるとすれば?
課題というか、目標は他の大学の主力の、同じ1年生だけではなくて、主力の選手に負けないように今年1年は頑張りたいと思います。
――次の目標は
もうここからはトラックシーズンなので、10000m28分台、5000m13分台目指して頑張ります。
志方文典(スポ3)
◇63分50秒(29位)
――レースを振り返って あまり良くなかったというのが一番印象に残っていることですかね。ただ、ずっとハーフが続いていて今のところ1月2月と故障なくやってこられていて、2月も結構走りこむことができたので、疲労がある中でも無難にまとめることができたのは収穫かなと思います。
――どこが一番苦しかったですか? 17キロあたりのアップダウンあたりですかね。 ――ロードシーズンを振り返って
10月からずっと良くない状態できていてんですけど、上尾では良くなかったわりにはまとめられたり、丸亀もベストに近いタイムで走れたのは良かったんですけど、最後の最後でちょっと良くなかったので締めくくりとしては良くなかったのかなと思います。印象としては、最後は悪かったんですけど、状態としてはまずまずだったのかなと思います。
――トラックシーズンにはどこに重点を置きますか?
ユニバーシアードがかかっている試合もまだこれからあるので、出られるかわからないですけど、とりあえずチャレンジはしていって、一刻も早く自分の納得のいく走りができるようになればいいなと思います。ユニバーシアードに出る事が1番理想なんですけど、まずは自分のベストを尽くして更新につなげていきたいなと思っています。
関連URL
早稲田大学競走部公式サイト
第16回日本学生ハーフマラソン選手権大会レポート
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