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2013/09/06、07、08 [競走部]

天皇賜杯第82回日本学生陸上競技対校選手権大会 選手コメント 

 

大迫傑(スポ4)
▽5000m
13分47秒21(2位)

――レースを振り返って
 積極的なレースをしようと思っていたので予定通りだったんですけど、最後負けてしまったところが反省点かなと思います。

――キトニー選手がレース後「大迫さんの動きを見てレースをした」と言っていました
 最後勝負になると思っていたので、僕自身も意識はしていました。

――前半攻めるレースでしたが、その理由は
 いつもと違うレースもすごい大事かなと思ったので、そのあたりを考えて臨みました。

――今季は世界のレースをたくさん経験しましたが、それは生きていますか
 インカレというのはまた別の大会だと捉えているので、流れとしては生きてくるものがあったと思いますけど、そこまで世界につながるという大会ではないのであまり考えてはいないですね。

――トラックシーズンを振り返って収穫と課題は
まだまだスピードが足りないのでそのあたりここからが勝負だと思うんですけど、積極的な意識を持ってやっていきたいと思います。収穫としてはトラックレースを一応戦い切れたことです。

――印象に残ったレースは
全ての大会が大事だったので、あまりこれというものはないんですけど、やはり世界陸上のために今年はやってきたので世界陸上ですかね。

――話は変わって夏場を乗り越えたチームの状態は
 僕も合宿とかにあまり参加が出来なかったんですけど、みんな調子がいいと聞いていて、実際に戦いを終えて予想以上に仕上がってるなと。そういう印象ですね。今回は入賞者もたくさん出ましたし、春先から継続してきたことに間違いはなかったのかなと思います。

――1か月後の出雲駅伝から駅伝シーズンが始まります
焦らずというか実際全てで勝てるチームではないのでそこまで気負わずチャレンジャーとして全員でやっていければいいかなと思います。

――来週から長距離合宿が岩手で始まりますが、大迫選手自身はどうなさるのですか?
 ちょっとトラックシーズンが長かったので休みを入れて終わってからぼちぼちやっていければいいかなと思います。

――最後に駅伝シーズンへの意気込みを
ここにきてみんないい調子だなと感じています。三大駅伝も一試合一試合頑張っていきたいなと思います。


山本修平(スポ3)
▽5000m
14分12秒65(6位)
▽10000m
28分57秒21(4位)

――10000mを振り返って
 表彰台を目指していたのですが、そんな中でも上位入賞はしっかりとできたので、なんとか良い結果を残すことはできたのではないかなと思います。

――28分57秒21の記録については
28分台は最低でも出したかったので、しっかりと出せたのは良かったと思っています。

――夏合宿などで調整も大変だったと思いますが。
 時々ちょっと調子を崩したり、あんまり思うようにいかない時もあったのですが、なんとか乗り越えてこうしてしっかり結果を出せたことは次に繋がるのではないかなと感じています。

――5000mすぎに先頭集団がばらけた際、前についていかずに自分のペースを守っているように見えましたが、どのような心境でしたか
 そうですね。監督からも「ペースをしっかりと自分で考えて無謀なレースだけはするな」と言われていましたので、自分でレースを作りながらひとつずつ順位を上げていこうというふうに思って走りました。  

――後半からは柳選手とともに並んで走る場面も見られました。
 僕の目標はやっぱり自分の順位ももちろんそうなんですけど、今回はチームとして2人で入賞する事を最初から2人で目標として決めていました。僕も先輩なので「2人で頑張っていこう」って声をかけながら走りました。

――では翌日の5000mについて。6位入賞という結果を振り返って
 10000mの後だったのでという言い訳はしたくないんですけど、でも今回は仕事を果たせたかなと思います。

――レースプランは
 今回は強い選手がいましたので、絶対ハイペースになると思っていました。監督からは「昨日の10000mの疲れもあるから絶対についていくな」というふうに言われていましたので、そこはついていかずに入賞ラインだけを保って走っていました。

――では今回のインカレは両種目ともに満足度も高いということですね。
 はい、今回はなんとか(笑)。うまくいったと思います。

――山本選手は夏を経て復調してきたように見えるのですが、ご自身ではどう捉えていますか?
 調子はあがってきたとは思うのですが、やっぱりまだまだ調子は上がるなというふうに感じますし、100%調子が上がったとはまだ思えないところがありますので、これから9月に岩手県へ合宿に行きますけど、そこでしっかり調子をあげて次は言い訳できないように頑張りたいと思います。

――駅伝シーズンに向けて
 今回は関東インカレとは違って、チームでしっかりポイントも稼げて良い結果を出せて良いムードになっていると思いますので、まずは最初の出雲駅伝で優勝を狙って頑張りたいと思います。


柳利幸(教2)
▽10000m
28分59秒12(6位)

――初インカレで6位入賞を果たしましたが、今の気持ちは
 目標としていた入賞と自己ベストを更新することができてすごく嬉しいなと思います。

――入賞ははじめから狙っていたのですね。
 そうですね。他の大学から出場する選手が学生トップレベルの方ばかりだったので、その中で入賞できればなっていうのがあったので、狙っていました。

――具体的に他大学で意識していた選手はいましたか?
 合宿先で会った西池さん(法政大)ですね。西池さんにどこまでついていけるかっていうのを試合前に自分の中では目標を立てていたんですけど、まあ全カレ何が起こるか分からなくて…結局は自分の走りができたなという感じになりました。

――自分の走りというのは
 ホクレンの時は先頭の集団に少し遅れをとってしまって、そこからずるずる落ちていく形になってしまったのですが、今回はそれを踏まえて、集団が分かれた時には前に積極的についていって、後半は自分の持ち味である粘りでどれだけ粘れるかというのを意識して走りました。それが入賞に繋がったと思います。  

――自己ベストを今回も更新されましたが、インカレの大舞台でも更新できると思っていましたか?
 いえ、先輩方から、大体29分1ケタ位で入賞できると聞いていたので、そんなにレースもハイペースにならないだろうと思って、(大学入学以降ずっと続いていた)自己ベスト更新に関してはこの試合で途切れてしまうかなと思っていたのですが、まさか更新できるとは思っていませんでした。

――後半からは山本選手と共に走る姿が印象的でした。
 お互い前を追っていくぞというアイコンタクトを取りながら、お互いをモチベーションにして上手く後半走れたんじゃないかなと思います。関東インカレの時は大迫さんしか点が取れなくて、早稲田としてすごく不甲斐ない結果だったのですが、今回は大迫さん以外の長距離のメンツがしっかりと点を取れるようにということで、やるしかないと試合前に山本さんと話していました。

――長距離ブロックの雰囲気が良いなと思うのですが、ご自身ではどう感じていますか?
 そうですね、例えばAチームの練習では苦しい時こそ皆で声を掛け合って皆で練習をやり遂げるという感じでやっているので、そこに関しては去年よりもチーム力はすごく上がっているのではないかなと思います。

――1週間後には3次合宿が始まりますが、どのような目的を持って臨みたいと考えていますか?
 まだ練習では全然力を出し切れないというか、まだまだなので、これからの岩手合宿で練習をもっと充実させれば、またこのような大会での結果に繋がると思うので、練習にも気を抜かず100%で臨みたいなと思います。

――駅伝シーズンに向けて
 大迫さんが学生最後の年という事で、今まで大迫さんに助けてもらったところが多々ありますので、笑って送り出せるように良い結果を出したいと思っています。


池山謙太(スポ2)
▽1500m
予選 3分50秒41(6着)、決勝 3分50秒19(4位)

――レースを振り返って
 予選は着順で入ろうと思っていましたが、最後に抜かれてしまい結局タイムで拾われることになりました。決勝は、コーチと相談して、力のある人たちが前で競いあうだろうからこぼれてきた人を拾っていくというプランでいき、それが実現できました。ラストもまぁちょっとは行けたかなという感じで。結果4位に入賞できたことは嬉しいです。

――タイムも自己新記録を更新しました。
 タイムは、順位が良ければついてくるものだと思ってはいました。けど(3分)40秒台を目指していたので、50秒を切れなかったのは心残りです。

――レース前の目標は?
 入賞と、40秒台というところだったので、まぁ…半々ですね。

――昨年は800mで出場も予選敗退でした。去年から成長した部分は?
 精神的な面では、早稲田大学競走部の一員としての自覚が強まったところがあります。体力面では冬季練習や、夏の練習もこなして、やはり良い環境の中でやれているので成長できていると思います。周りの存在も大きいです。

――中距離ブロックの同学年の存在は大きい?
 かなり大きいです。練習も競い合ってできるし、お互いにアドバイスなどもしあってやっているので。ライバルでありながら尊敬できる点などもあって、刺激になります。

――今後の目標は
 秋のシーズンはとりあえず1500mで3分40秒台ですね。来年度は、さらに力をつけて日本選手権などの大きな大会に出られるよう頑張りたいです。


武田凜太郎(スポ1)
▽5000m
14分22秒21(10位)

――レースを振り返って
 今日は留学生もいるのでハイペースになると思ったのでついていくしかないと思ってました。

――以前「まくっていくレースが得意」と言っていましたが、今回は前でついていく落ち着いた展開でした
 関東インカレの反省を生かして積極的にレースをしようと思っていたのでそういった反省が活かされたのかなと思います。

――最後惜しくも離れてしまいました
 そこはやっぱり離れてしまって強い選手との力の差が出てしまったっていうのもありますし、気持ちの面でも自分に負けてしまったというのがありました。

――しかし、好調をキープして今回も長距離では1年生唯一の出場となりました。
 合宿を重ねてきて自力がついているのは実感したんですけど、やっぱりまだまだ他校の選手とは差があるのかなという印象があります。

――夏の収穫と課題は
 長い距離に対応できるようになってきたと思うんですけど、長い距離を走っていてもスピードはこれからも求められるのでそういった面で足りないのかなと思います。

――一番苦しかった練習は
  クロカンで4000m×2本というメニューがあったんですけど、それが一番きつかったです。

――クロカンは平地とは違いますか?
 もともと苦手というのもありますし、先輩方との力の差がまだまだあるかなと感じてます。

――これから駅伝シーズンに移行しますが
 自分の中ではロードが得意というか、「ロードだったら負けない」という気持ちがあるので駅伝を走るという気持ちが強いです。

――それに向けては
 与えられた区間で区間賞争いに絡めるようにしていきたいと思います。

関連URL
早稲田大学競走部公式サイト
天皇賜杯第82回日本学生陸上競技対校選手権大会レポート

 


 
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