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早稲田スポーツ探訪

部活動、或いはサークル活動などで、早稲田の学生は様々なスポーツと日々親しんでいます。自分以外の人が、早稲田でどんなスポーツライフを送っているか、意外に知らない人が多いのではないでしょうか。体育各部の活動を中心に、早大生のスポーツ事情をコラム形式でお伝えします。

2002/9/12更新  第16回

ア式蹴球部合宿@御殿場

アップを開始する部員たち

 

 どうも、はじめまして。WillWin初登場の中島です。よろしくお願いします。さて、今回の早稲田スポーツ探訪ではア式蹴球部の合宿を追いかけて、静岡の御殿場に行ってきました。

 8月20日、台風一過の青空のもと、東名高速を走り、夏の箱根に寄り道した後、13:00頃ア式蹴球部の合宿先である御殿場高原ホテルに到着。御殿場市は合宿が盛んな場所であり、他にも合宿に来ている高校生などの姿を見ることができた。奥へと進むと、ロッジがあり、到着したばかりで荷物などを整理しながら談笑するア式蹴球部部員、監督の姿があった。14:00ごろ部員たちは車によりグランドへ向け移動を開始、宿舎から20分ほど行くと3面ある芝のグランドに到着。そしてそのうちの1面を使い15:00より全体練習が始まった。この日の静岡県東部の最高気温は32度であったが、この頃になると、太陽は雲に隠れ、心地よい風が吹き大変よいコンディションになったように感じられた。

 「全員でやってるんやで」アップのまえに行われたミーティングの途中、監督の檄がとんだ。悲願の一部昇格へ向け現在勝ち点8の6位につける早稲田、「もう後は無い」そんな意気込みが伝わってくる監督の檄だった。ちなみに8月前半の練習では体力作りに重点が置かれ、この合宿では技術、戦術に重点がおかれているとのことだ。

 ミーティングの後、全体でのランニングが始まり、複数に分かれてのシュート練習、6対6のボールキープ、ミニゲームといった練習が続き、そして17:00頃から部員たちはあがり始め、最後にレギュラー組もあがり本日の練習は終了。部員たちの表情も、それまでのサッカーにうちこむ表情からリラックスした表情に変わってゆく。合宿初日ということもあり軽めの練習で終了とのことだ。2日目以降厳しい練習が続いていくのだろう。悲願の1部復帰、そして名門復活へ向けての重要なポイントであるこの合宿がケガなく多くの収穫が得られることを祈りつつ私は御殿場を後にした。そして早稲田のサッカーを見に後期のリーグ戦に足を運ぼうと思った。復帰を成し遂げ歓喜に満ちた部員たちの姿が見たい。頼むぞア式蹴球部!

 

(TEXT=中島・PHOTO=鈴木英介)
 


 
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