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2003/12/5掲載 第3回

スピードスケート 土井槙悟 第3回

 インタビューは、シーズン開幕を控え、全日本合宿が行われている長野市で行った。待ち合わせ場所に現れた土井は、厳しいトレーニングを行ってきただけあり、この日はオフとはいえ、目は勝負師の如く鋭く、充実した合宿生活を送ってきたことに対する自信がうかがえた。


 大会は長野市にあるエムウェーブで行われた。

――8月から合宿の毎日だったと思いますが具体的にどのように過ごされていたのでしょうか?
 8月は松岡(教2)達と一緒に、北海道でロッジを借りて自炊をしながら合宿を行っていました。走ったり、ウエイトをやったり、スラップのローラースケートを履きロードを走ったり、全日本のコーチから練習メニューをもらっていたのでそのメニューをこなしました。練習時間は朝9時くらいから昼まで、そして午後3時くらいから6時くらいまでです。(休養日に関しては)コーチのメニューでは5勤1休といった形で、だいたい午前、午後、午前、午後、午前と練習して、午後は休みといったサイクルで練習を行っています。日曜日は基本的に一日オフになりますね。9月に入ってからは全日本の合宿ということで、実業団の方達とも合流しました。練習はかなりできています。先週も練習はきつかったですし、今もかなり足が(厳しい練習からくる痛みで)いっぱいいっぱいな状態です。


 土井選手のスケート靴。
 

――北海道の合宿では自炊をしていたということですが、カロリー計算をするなど普段から食事には気を使っていますか?
 毎日半端じゃなくきつい練習をしているので量だけはきちんととるようにはしていますけどカロリー計算などまでは気にしていないです。栄養士の方がつかないとそこまでできませんし。わりと好きなものを食べています。

――体調管理には気を使っていると思いますが、お酒は飲みますか?
 お酒は飲む時にはとことん飲みますね。毎日、体育館とかに閉じこもったりして、厳しい練習をして追い込んでいる分、(気を)抜く時は抜かないと精神的にやられちゃうので、気持ちの面でメリハリをつけています。お酒は種類にこだわらず好きですね。

――ちなみに海外遠征にでた際の食事はどうしているんですか?
 向こうの食事を食べています。海外に遠征に行ったときは向こうの食事に慣れなくては駄目ですね。お米が食べたくなるときもありますけど…。でもけっこう何とかなるもんです。イタリアとかにいくとパスタがおいしかったりするので、選手によっては太ってしまう人もいるぐらいです。

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(TEXT、PHOTO=中島和朗)

 

 


 
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