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早稲田スポーツ探訪

部活動、或いはサークル活動などで、早稲田の学生は様々なスポーツと日々親しんでいます。自分以外の人が、早稲田でどんなスポーツライフを送っているか、意外に知らない人が多いのではないでしょうか。体育局各部の活動を中心に、早大生のスポーツ事情をコラム形式でお伝えします。

2005/12/24更新  第47回

射撃部探訪

 
 
 

 

 東伏見にある射撃部の練習場へ行ってまず始めにびっくり!練習場の入り口に暗証番号を入力しないとロックの開かないドアが。よくよく考えるとここは「銃」を扱う場所なのです。お話を伺うと、銃は保管も厳重に行い、飲酒したまま持ち歩いてはいけない、など取り扱いに関する様々な規定があるそう。すごい所にやってきたなぁ・・・とドキドキしながらまず案内されたのは、「エアライフル」の練習場。10m先の小さな的に向かって空気で弾を飛ばすので、音もほとんどせず、みなさん和やかな雰囲気で練習されていました。ここで目に付いたのが銃を構えている方の服装。体を支えるためにカチカチなコートと呼ばれる服を上下身に付け、靴も底が平らで体がぶれないよう作られたものを履いているのです。的を見せていただくと本当に小さい!1oほどの差で点数が変わると知って、さらに驚いてしまいました。

 次に案内されたのは、「スモールボアライフル」の練習場。これはなんと50m先の的に向かって火薬で弾を飛ばすもの。雰囲気も先ほどより少し緊張しています。「音にびっくりしますよ。」と言われて覚悟はしていたものの、やはり「バンッ!」というお腹の底から響いてくるような音を実際に聞いた時は思わず「わっ!」と驚いてしまいました。寝転がる姿勢、片ひざをつく姿勢、立つ姿勢、3通りの姿勢があるそうですが、いずれにしても重い銃をぶれないよう支えるため、非常につらそう。試合時にはその姿勢で1時間以上固まったままの事もあるそうです。射撃とは思った以上に体力、精神力を使う競技だという事がわかりました。

 今回案内してくださったトレーナーの福永さんをはじめ、部員の方々は、射撃に関する知識のない私たちに、1から丁寧に射撃について教えてくださいました。射撃は普段なかなか目にする機会のないスポーツではないかと思います。しかし、1oを争うその射撃の緊張感は、新鮮であり、大変魅力的です。みなさんも機会があれば是非、実際にその緊張感を味わってみてください!

 

関連サイト
射撃部公式サイト



 

(TEXT=神崎風子、PHOTO=近藤優美子)
 


 
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