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2011/4/11[硬式野球部]

慶大6-4で勝利し、勝ち点争いは3回戦へ
慶大-立大2回戦 


 

3回戦は勝ち点を賭けた大一番。

 慶大-立大2回戦、昨日竹内大助を崩した立大打線であったがこの試合では慶大投手陣を前に4安打と沈黙。一方の慶大打線は3番山ア錬、4番伊藤隼太の2本塁打を含む14安打と快音を響かせた。投打で圧倒した慶大が6-4で勝利し、立大に勝ち点1を与えなかった。

 昨日は波乱があった慶大投手陣だが、先発の田村圭から山形晃平、白村明弘、竹内大、福谷浩司と継投し、立大打線を4安打に抑える実力を見せた。3回に立大打線に4点を奪われる場面も見られたが、この回の被安打は1。昨日のように打ちこまれたというのではなく、失策やバッテリーミスから崩れての失点という印象だった。 打線は2回、先頭打者として打席に立った4番伊藤隼太が本塁打を放ち、貴重な先制点をもたらすと、3回には2死1、2塁の場面で5番伊場竜太が左前安打。惜しくも2塁走者の金田将賢が本塁でアウトになり得点にはつながらなかったものの序盤にクリーンアップ陣が勢いをつける展開となった。3点を追う7回には昨日好投をみせた立大リリーフの岡部賢也から8番福富裕、9番代打田中聡が連続安打を放つと、1番代打阿加多直樹の中犠飛、2番金田の中前適時打、3番山アの本塁打へつながり逆転。更に8回、9番代打の神田啓吾が上位打線につないで、1点を追加した。

 

 立大はリリーフ岡部の失点が痛かった。昨日好リリーフしただけに頼りにしていた存在のはずだが、7回に4被安打4失点。わずか1イニングでマウンドを降りた。 打撃陣も慶大投手陣の前に成す術なし。特に慶大の4番伊藤がこの日3打数2安打2四球1打点と好調だっただけに、明日の大一番では立大4番岡崎啓介の活躍が期待される。

 慶應はやはり層の厚い投手陣が強み。しかし、立大との2戦を通して序盤での失点がみられる。竹内大のように自信をもって送り出した先発投手が打ちこまれてしまう想定外の展開は仕方がないが、今日のように失策などから崩れての失点は修正がきく。基礎に立ち返った堅実な守備が明日の勝利を手繰り寄せる。 対する立大はそうした層の厚い投手陣を前に苦戦を強いられるものの、1回戦に勝ち星を挙げたのは事実。粘り強い打線で勝ち点1奪取を目指す。

 ☆明日の立大-慶大3回戦は13時より試合開始。

(TEXT=平尾実夏)
 


 
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